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米AMD、Athlonに支えられ売上高で前年同期比約23%増

2000年01月20日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日本AMD(株)の20日の発表によると、米AMD社は現地時間の19日、'99年度第4四半期('99年10月~12月)の業績を発表した。それによると、売上高は9億6871万ドル(約101億7000万円)で前年同期比約23%増、純利益は6508万ドル(約68億3000万円)で前年同期比約190%増となった。

'99年度第4四半期のプロセッサーの総出荷数は600万個を超え、過去最高値を記録した。プロセッサーの売上は直前期よりも67%増、前年同期よりも1%増という。AMDの会長兼CEOを務めるW・J・サンダース(W・J・Sanders)氏は第4四半期の業績が好調だったことについて、「Athlonの売上増だけで、直前期に比べ3億ドルを上回った」というコメントを寄せている。同氏によれば、Athlonのウエハー生産の80パーセントが0.18μm技術によるもので、今年2月にはこれが100%になる見込みという。

また、同社の'99年度年間を通じた売上高は28億5760万ドル(約3000億円)で前年同期比12%増、純利益はマイナス8893万ドル(約93億4000万円)と前年同期比で約17%改善されたことになる。

2000年度第1四半期の見通しについて同社は、順調だった'99年度第4四半期を受けて、全体の売上高は同等、もしくは若干減少するとしている。プロセッサーについて、出荷数は'99年度第4四半期からやや減少するものの、Athlon単体の出荷は引き続き増加すると見込んでいる。

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