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富士通、ノートPC『FMV-BIBLO』のラインナップを一新

2000年01月19日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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富士通(株)は19日、同社のノートパソコン『FMV-BIBLO』のラインナップを一新し、新製品6機種を発表した。ハードウェアスペックやAV機能を強化したほか、A4サイズノートでエントリー向けの低価格機種を追加。B5サイズノートでは、携帯電話の着信メロディー編集ソフトやCD-ROM仮想化ソフトを添付し、モバイルを強く意識した製品となっている。価格はオープンで、1月下旬から出荷される。

A4ファイルサイズの『NEシリーズ』

『NE3/500LR』
『NE3/500LR』



NEシリーズは、A4ファイルサイズのオールインワンタイプ。CPUのクロックアップやHDDの容量増といったハードウェアスペックが強化されたが、その他の点で冬モデルとの大きな違いはない。光デジタルオーディオ出力端子を標準装備し、オーディオCD用の操作ボタンを前面に備えるなど、AV対応に力が入れられている。

今回新たに追加された、エントリーモデルの『NE3/43E』は、CPUはモバイルCeleron-433MHzを採用し、12.1インチ(800×600ドット)のTFT液晶ディスプレー、9GBのHDD(Ultra-DMA/33)を搭載。他機種と異なり、CD操作ボタンを省くなどして低価格化が図られており、予想実売価格は19万円前後となっている。

他の機種の予想実売価格は、NE3/45が23万円前後、NE3/45LKが26万円前後、NE3/500Lが30万円前後、NE3/500LRが33万円前後となっている。

スペックの詳細は以下の通り。



製品名


NE3/43E


NE3/45


NE3/45LK


NE3/500L


NE3/500LR


CPU


モバイルCeleron-433MHz


K6-2-P-450MHz


モバイルPentium III-500MHz


 メモリー


64MB


HDD


9GB


12GB


液晶パネル


12.1インチTFT


14インチTFT


解像度


800×600ドット


1024×768ドット


CD-ROM


最大24倍速


CD-R/RW(R4倍速、RW2倍速)


モデム


56kbps(V.90/K56flex準拠)


USB/PCカードスロット


1ポート/2スロット


バッテリー駆動時間(標準)


2時間


2.2時間


サイズ(幅×奥行き×高さ)


308×273.5×44mm


308×282.5×48.5mm


308×282.5×42mm


重さ


約3.3kg


約3.2kg


約3.1kg


約3.2kg


推定価格


19万円前後


23万円前後


26万円前後


30万円前後


33万円前後


B5ファイルサイズの『MFシリーズ』

『MF3/500X』
『MF3/500X』



MFシリーズでラインアップされた『MF3/500X』は、モバイルPentium III-500MHzを採用し、12.1インチ(1024×768ドット)のTFT液晶ディスプレー、12GBのHDD(Ultra-DMA/33)のほか、最大24倍速のCD-ROMドライブを標準で搭載している。

付属ソフトとして、CD-ROM仮想化ソフト『Virtual CD』や携帯電話の着信メロディー編集ソフト『メロディリンク』が加わった。USB対応の携帯電話接続ケーブルが添付されるなど、モバイル対応が重点的に強化されている。
予想実売価格は30万円前後になると見られる。

スペックの詳細は以下の通り。



製品名


MF3/500X


CPU


モバイルPentium III-500MHz


 メモリー


64MB


HDD


12GB


液晶パネル


12.1インチTFT


解像度


1024×768ドット


CD-ROM


最大24倍速


モデム


56kbps(V.90/K56flex準拠)


USB/PCカードスロット


1ポート/1スロット


バッテリー駆動時間(標準)


2.7時間


サイズ(幅×奥行き×高さ)


288×225×29.5mm


重さ


約1.7kg


推定価格


30万円前後

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