日本電気(株)は19日、企業向けのデスクトップパソコン『Mate NX』シリーズの新製品を発表した。
同シリーズは、15インチTFTカラー液晶ディスプレーと本体が一体となったボックスレス機、省スペース機、デスクトップ機、ミニタワー機、マイクロタワー機と筐体の異なる5種類のモデルが用意されている。
Mate NX 省スペース型モデル |
今回、FSB133MHzのPentium III-733MHzを搭載した機種や、OSにWindows 2000
Professionalを採用した機種が新たに追加された。マイクロタワー機を除く全モデルで、Windows
2000 Professional搭載モデルを選択可能。“Windows 2000/NT 4.0セレクタブルモデル”は、最初に起動したときに利用したいOSを選択することができ、選択しなかったほうは削除される。
Mate NX MA73T/Cは、FSB133MHzのPentium III-733MHzを搭載した省スペース型モデル。チップセットにはi810Eを採用し、メモリーは64MBのSDRAM、HDDはUltra
ATA/33対応の8.4GB、最大40倍速のCD-ROMドライブを採用している。グラフィックチップ、サウンドチップはオンボードで搭載している。USBポートは筐体前面と背面にそれぞれ1ポートずつ、LANポートは10BASE-T/100BASE-Tを1ポート装備している。
セキュリティー機能は、データ漏洩防止にBIOSレベルでHDDにパスワードを設定できる機能や、オプションで指紋認証ユニットが用意されている。
搭載するOSの別で、“Windows 98 Second Editionモデル”と、“Windows 2000/NT
4.0セレクタブルモデル”がある。サイズは幅86×奥行き320×高さ315mm、重さ6.9kg。価格は30万円台前半から。同シリーズは、BTOが可能となっており、ユーザーの希望により機器構成を変更できる。
なお、Windows 2000搭載モデルは2月下旬からの提供となる。