マイクロソフト(株)は、サーバーOS『Microsoft Windows 2000 Advanced Server』を3月3日に発売する。価格は、オープンプライス。
同製品は、『Microsoft Windows 2000 Server』のActive Directoryにおけるネットワーク基盤をベースに、基幹システムおよび電子商取引システムで必要とされる機能を追加したもの。電子商取引のほか、インターネットまたはイントラネットのサイト、データベース、ファイルサーバー、プリントサーバー、統合業務パッケージアプリケーション(ERP)といった業務にも適しているという。
特徴は、“クラスタサービス”“ネットワーク付加分散”という2種類のクラスタリング機能。クラスタサービスは、2ノードの構成で、ハードウェア障害とアプリケーション障害からの、データベースサーバーやグループウェアサーバーなどのフェイルオーバーを実現する。ネットワーク付加分散は、最大32ノードでネットワークの付加分散をサポートし、あるノードで障害が発生しても、その負荷を他のノードに分散することが可能となっている。
必要システムは、CPUがPentium-133MHz以上、メモリーは128MB以上(推奨256MB以上)、HDDは1GB以上の空き容量。