JENS(株)は、18日、ウェブサーバーへアクセスする利用者の認証を行なう際に必要な電子証明書(デジタルID)の発行を代行するサービス“セキュアライセンス(Secure
License)”を開始したと発表した。これは、導入のコンサルティングから認証用サーバーの構築、データベースの初期登録から、デジタルIDの発行や停止などの運営まで含むサービス。デジタルIDの発行枚数の下限を従来の1000枚から100枚にしたことで、簡単かつ容易に認証システムを導入したい企業の要求に柔軟に応えられるようになったとしている。
価格については、JENSブランドの電子証明書を100枚発行する場合で、コンサルティングやサーバーの構築などを含む加入料が100万円、デジタルIDの発行や停止などにかかる月額運用費が20万円、デジタルID(100枚ぶん)の年間発行料が36万円、などとなっている。
同社では、特定の利用者に対してアクセス権が与えられるという電子認証の副次的な特性を生かして、エクストラネットへの応用としての利用も見込んでいるという。