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東芝、企業向けA4ノートパソコン『DynaBook Satellite』春モデル3機種を発表

2000年01月19日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)東芝は19日、企業向けA4ノートパソコン『DynaBook Satellite』シリーズ3機種を発表した。今回発表された新機種は10月に発表された『DynaBook Satellite 4240』の後継にあたり、最上位機種『DynaBook Satellite 4320』はCPUとしてインテルSpeedStepテクノロジ対応インテル モバイル Pentium III-600MHzを採用している。中位機種として『DynaBook Satellite 4260』、下位機種として『DynaBook Satellite 2140』を用意する。2月上旬より順次発売し、価格はオープン。

『DynaBook Satellite 4320』

『DynaBook Satellite 4320』。同シリーズの最上位機種にあたる。廃棄処理時に有毒ガスを発生させないハロゲン/アンチモンフリー材プリント基板を使用する
『DynaBook Satellite 4320』。同シリーズの最上位機種にあたる。廃棄処理時に有毒ガスを発生させないハロゲン/アンチモンフリー材プリント基板を使用する



『DynaBook Satellite 4320』はCPUにインテルSpeedStepテクノロジ対応インテル モバイル Pentium III-600MHzを採用するほか、メモリーが64MB SDRAM(最大320MB)で、HDDが12GB(UltraATA)という構成になっている。グラフィックスシステムは、米S3社のSavage IXで、VRAMは8MB。ディスプレーは、14.1インチTFTカラー液晶(1024×768ドット、1677万色表示)を採用する。

外部記憶装置として、FDDとCD-ROMドライブ(最大24倍速)をそれぞれ搭載する。LANインターフェースは、100BASE-TX/10BASE-Tで、インターフェースはシリアル×1、パラレル×1、外部CRT×1、USB×1。PCカードスロットは、TypeII×2またはTypeIII×1。

キーピッチは19mmで、キーストロークは2.7mm。前機種でも採用されたスクロールボタン2つ付きの新型ポインティングデバイス“アキュポイントII”を採用し、キーボード中央にカーソル移動用ボタンを、キーボード手前には上下のスクロールボタンと、マウスの左右クリックボタンにあたるコントロールボタンを備える。

本体サイズは幅309×奥行き262.5×高さ44mm、重さは約3.2kg(バッテリーパック装着時)。電源はリチウムイオンバッテリーパック。ACPI BIOSにより省電源管理が行なえ、最大で約2.75時間駆動する。

前モデル同様、セキュリティーを向上させるためBIOSレベルでユーザーパスワードやスーパーバイザーパスワードを設定することができる。付属アプリケーションは、TCO削減ツール『Intel LANDesk Client Manager 6.0』、ネットワークの統括管理ツール『Wired for Management Ver1.1』、ファイル暗号化ソフト『K.A.O Guard Lite』など。

『DynaBook Satellite 4320』は全部で9モデル。Windows 95、Windows98プレインストールモデルのほか、NT4.0/Windows 2000デュアルインストールモデルをラインナップに追加し、さらにそれぞれ『Microsoft Office 2000』プレインストールモデルを用意する。NT4.0/Windows 2000デュアルインストールモデルは、初回起動時にどちらか一方のOSを選び、残りは自動的に削除される。削除したほうのOSを使用したい場合は、付属のリカバリーCDを使用する。

各モデルの型番と、予想実売価格は以下のとおり。



モデル名


OS


Microsoft Office 2000


予想実売価格
『DynaBook Satellite 4320 P60/4L8』

Windows98


-


50万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P60/4L5』


Windows 95


-


50万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P60/4L2』


NT4.0/Windows 2000


-


52万8000円
『DynaBook Satellite 4320 P60/4L8アプリケーション』

Windows98




52万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P60/4L5アプリケーション』


Windows 95




52万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P60/4L2アプリケーション』


NT4.0/Windows 2000




54万8000円


『DynaBook Satellite 4260』

『DynaBook Satellite 4260』はCPUにモバイルPentium III-450MHzを採用するほか、メモリーが64MB SDRAM(最大320MB)で、HDDが6GB(UltraATA)という構成になっている。14.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット、1677万色表示)搭載モデルと、13.3インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット、1677万色表示)搭載モデルを用意する。

グラフィックスシステム、インターフェース、ポインティングデバイス、本体サイズと重さ、付属アプリケーションなどは最上位機種『DynaBook Satellite 4320』と同等。

『DynaBook Satellite 4260』は全部で13モデル。ディスプレーサイズが2つ用意されているほか、プレインストールするOSにより最上位機種同様3タイプが用意されている。また、Windows 98をプレインストールしたモデム内蔵モデルも用意する。

各モデルの型番と、予想実売価格は以下のとおり。



モデル名


OS


ディスプレーのサイズ


Microsoft Office 2000


モデム


予想実売価格


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L8』


Windows98


14.1インチTFT液晶


 


-


-


36万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L5』


Windows 95


-


-


36万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L2』


Windows NT4.0/Windows 2000


-


-


38万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L8アプリケーション』


Windows98




-


38万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L5アプリケーション』


Windows 95




-


38万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/4L2アプリケーション』


Windows NT4.0/Windows 2000




-


40万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/3L8』


Windows98


13.3インチTFT液晶


-


-


33万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/3L5』


Windows 95


-


-


33万8000円


『DynaBook Satellite 4260 P45/3L2』


NT4.0/Windows 2000


-


-


35万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P45/3L8アプリケーション』


Windows98




-


35万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P45/3L5アプリケーション』


Windows 95




-


35万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P45/3L2アプリケーション』


NT4.0/Windows 2000




-


37万8000円


『DynaBook Satellite 4320 P45/3C8』


Windows98


-




33万8000円



『DynaBook Satellite 2140』

『DynaBook Satellite 2140』は3DNow! テクノロジ AMD K6-2 P 450MHzを採用するほか、メモリーが64MB SDRAM(最大320MB)で、HDDが6GB(Ultra-ATA)という構成になっている。グラフィックスシステムは、米S3社のViRGE/MX 86C260で、VRAMは2MB。12.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット、1677万色表示)搭載モデルと、13.0インチDSTNカラー液晶ディスプレー(800×600ドット、1677万色表示)搭載モデルを用意する。

インターフェース、ポインティングデバイス、付属アプリケーションは上位2機種と同等。キーピッチは19mmで、キーストロークは3mm。本体サイズは幅309×奥行き259×高さ43mm、重さは約3.0kg(バッテリーパック装着時)。最大駆動時間は、2時間。

『DynaBook Satellite 2140』は全部で6モデル。ディスプレーサイズが2つ用意されているほか、プレインストールするOSにより上位2機種同様3タイプが用意されている。

各モデルの型番と、予想実売価格は以下のとおり。

モデル名

OS


ディスプレーのサイズ


Microsoft Office 2000


予想実売価格
『DynaBook Satellite 2140 K45/2L8』

Windows98


12.1インチTFT液晶


-


28万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/2L5』


Windows 95


-


28万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/2L2』


Windows NT4.0/Windows 2000


-


30万8000円
『DynaBook Satellite 2140 K45/2L8アプリケーション』

Windows98




30万8000円
『DynaBook Satellite 2140 K45/2L5アプリケーション』

Windows 95




30万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/2L2アプリケーション』


Windows NT4.0/Windows 2000




32万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/SL8』


Windows98


13.0インチDSTN液晶


-
23万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/SL5』


Windows 95


-


23万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/SL2』


NT4.0/Windows 2000


-


25万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/SL8アプリケーション』


Windows98




25万8000円


『DynaBook Satellite 2140 K45/SL5アプリケーション』


Windows 95




25万8000円


『DynaBook Satellite 2140 P45/SL2アプリケーション』
Windows NT4.0/Windows 2000



27万8000円


今回発表された3機種ともに、同社営業窓口を通じた法人販売のみ行なう。

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