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コアグループ、2000年度事業計画を発表--μITRONを採用したJavaチップセットなどをリリース

2000年01月18日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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コアグループは、2000年度上期(2000年4月~2001年3月)の新製品と新規事業を発表した。同グループは、独立系ソフトウェアベンダーの(株)コアを中心に、(株)クリエイティブ・トゥエンティワンなど計23社で構成する。コアは2001年秋の東証2部株式公開を目指すと、昨年夏にアナウンスした。今回、株式公開の計画について、コアの代表取締役社長兼グループ代表の種村良平氏は、「上場の準備は完了した」と予定どおりに進んでいることを強調した。1999年度('99年4月~2000年3月)の売上見込み金額はグループ全体で185億円、2000年度の売上目標は同じく202億円。

コアの代表取締役社長兼、グループ代表の種村良平氏 コアの代表取締役社長兼、グループ代表の種村良平氏



同社が2000年上半期にリリースを予定している製品のなかでも目をひいたのが、Javaチップセットの『MICCS(Multimedia Internet Concentric Chip Set)』。日本ヒューレット・パッカード(株)の、組み込み機器を対象としたJava実行環境“Chai アプライアンス・プラットフォーム”に準拠し、OSとしてμITRON 3.0を採用するもの。同社がμITORNを採用したチップをリリースするのは、これが初めて。

『MICCS』を搭載した組み込み用基板のモックアップ。モックアップで使用しているプロセッサーはNECのVrシリーズ(MIPS系)
『MICCS』を搭載した組み込み用基板のモックアップ。モックアップで使用しているプロセッサーはNECのVrシリーズ(MIPS系)



『MICCS』は、コア、(株)リョーサン、リョーサンの関連会社で専門商社の(株)ロードが共同で開発したもの。インターネット電話、インターネットファクス、インターネットテレビといったいわゆる情報家電やセットトップボックスに搭載することを前提に、ファクス機能、インターネットアクセス・メール閲覧機能などをサポートする。2000年6月から出荷を開始する予定で、価格は1万円前後の予定。

同社によれば、製品出荷を前に、既に10数社から問い合わせを受けており、同製品を核にJava関連ビジネスを手がけ、2000年度で約5億円の売上を見込んでいるという。

そのほか2000年度の事業展開として、ASP(Application Service Provider)事業への参入、画像圧縮技術を応用した一般電話回線向けテレビ電話回線システムの開発、コアグループが経営するコンピュータ専門学校“コア学園”での雇用対策・中高年再就職対策講座や自治体職員向け研修の展開などを挙げている。

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