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NTTソフトウェア、米のEAIベンダーActive Software社と販売代理店契約――EAI分野に本格参入へ

2000年01月18日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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エヌ・ティ・ティソフトウェア(株)(NTTソフト)は18日、EAI(Enterprise Application Integration)ベンダーの米Active Software社と総販売代理店契約を結び、同社の製品を国内で独占的に販売すると発表した。EAIは異なるアプリケーションや情報システムを接続する技術。業務連携を効率化するものとして注目されており、NTTソフトでは今回の提携でEAI分野に本格的に参入するとしている。

NTTソフトが日本国内で販売するのは、Active Software社のEAIパッケージ『ActiveWorks』。同パッケージには、ERP(Enterprise Resource Planning)やCRM(Customer Relationship Management)、データベースといった、企業の情報システムを構成するアプリケーション同士を接続する“アダプター”が約50種類用意されており、主要ベンダーのほとんどの製品間の接続に対応しているという。また独自システムとの接続のために、CやC++、Javaによるアダプターの開発も可能になっている。

OSはWindows NTとSolarisに対応し、HP-UXにも今後対応する予定。価格は1500万円からとなっている。

NTTソフトでは同パッケージの日本語化を進めており、4月にOracleやSQL Serverといったデータベースソフトの連携を行なうアダプターを発売する。その後、ERPやCRMのアダプターを順次発売していく予定。初年度の売上は15億円以上を目指す。

EAIは、企業内部のさまざまな情報システムを接続するための技術。ERPやデータベースなど、異なるベンダーの製品が混在するシステムにおいて、Hubのように働いて各アプリケーション間のデータ連携を行なう。小規模な部門内から企業間の大規模システムまで、シームレスな統合を可能にするものとして米国で注目され、ActiveWorksは米ボーイング社や米ヒューレット・パッカード社など約150企業の導入実績があるという。

EAIパッケージの販売代理店契約締結を発表するNTTソフト社長の鶴保氏(左)と、Active Software社会長兼CEOのグリーン氏
EAIパッケージの販売代理店契約締結を発表するNTTソフト社長の鶴保氏(左)と、Active Software社会長兼CEOのグリーン氏



記者発表会で、NTTソフト社長の鶴保征城氏は、「持ち株会社化による企業合併で各企業の情報システムが孤立すると、システムを接続する技術が必要になる。EAIは今年、クローズアップされるだろう」と述べ、EAI分野に本格的に参入する考えを明らかにした。

またActive Software社の会長兼CEOであるジム・グリーン(Jim Green)氏は、「ActiveWorksは他社のパッケージと比べ、接続アダプターの種類が多く、導入スピードも早いのが特徴」と自社製品の有利な点をアピールした。

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