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松下寿、スーパーディスクドライブ内蔵のデジタルカメラ『LK-RQ132S』を発表

2000年01月17日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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松下寿電子工業(株)と松下電器産業(株)は17日、スーパーディスクドライブ(LS-120)を内蔵したデジタルカメラ『LK-RQ132S』(愛称:SUPER D-Cam)を発表した。120MBの記憶容量を持つスーパーディスクを使用できるため、ノーマル画質で最大約1500枚の撮影画像を記録できるという。またUSB接続に対応し、パソコン用の外付けドライブとして利用することも可能になっている。発売は2月1日で、価格は11万5000円。

『LK-RQ132S』。大きなグリップのためホールド感は良好
『LK-RQ132S』。大きなグリップのためホールド感は良好



ハードウェアの基本仕様としては、CCDに1/2.7インチの132万画素タイプ(原色フィルター)を採用。レンズは7群7枚構成のガラス製で、焦点距離5.2~15.6mm(35mm換算で34~102mm)の光学3倍ズーム。開放絞り値は広角側でF2.8、望遠側でF4.7で、最短撮影距離は20cmとなっている。また2倍のデジタルズームも備えている。撮影画像のモニターとして2.5インチのTFT液晶ディスプレーを備えている。光学ファインダーは装備していない。

同製品の最大の特徴は、120MBの記憶容量を持つスーパーディスクドライブを内蔵し、撮影画像の記録メディアとして使用する点だ。内蔵ドライブは最大転送レートが毎秒958KB、ランダムシーク時間が70ms、ディスク回転数は毎分1440回転で、市販されている2倍速ドライブと同じ性能を持つ。2HDのフロッピーディスクも読み書き可能だ。

撮影画像はJPEG形式で記録され、記録枚数は、“スーパーファイン”モード(1280×960ピクセル)で450枚、“ファイン”モード(同)では約450枚となっている。“ノーマル”モード(640×480ピクセル)で撮影した場合は、約1500枚と大量の画像の記録が可能だとしている。ディスクに画像を書き込むのにかかる時間は3~4秒程度だという。

また内蔵マイクを使用して音声付き動画撮影も可能になっており、320×240ピクセルで最長10秒の動画をMotionJPEG方式で記録できる。動画は最大90セットまで記録が可能になっている。また静止画と同時に約5秒間の音声記録が可能なモードも備えており、この場合は静止画と音声の2ファイルが作成される仕組み。

パソコンとの接続には、付属の専用USBケーブルを使用する。付属ドライバー(Windows 98とMacOS 8.1以降に対応)をインストールして接続すると、パソコンからは外部ストレージデバイスとして認識され、パソコンへの画像の転送はドラッグ&ドロップなどで行なう。内蔵ドライブをパソコンの外付けスーパーディスクドライブとして使用することもでき、大容量のリムーバブルドライブとして活用できる。

バッテリーは、DVカメラで使用されている7.2V/1250mAhのリチウムイオン充電池を使用する。同社によると、撮影時間は連続約100分以上、撮影枚数にして200枚以上としている。

このほかの機能として、640×480ピクセルの画像を0.5秒間隔で最大16枚まで撮影可能な“連写”モードを備えている。測光方式は中央部重点とスポットの2方式。露出補正は0.5EVステップで+/-3EVの範囲で行える。インターフェースはUSBポートのほか、ビデオ出力端子(NTSC)も装備している。

本体サイズは幅143×奥行き84×高さ112mm。重さは約695g(電池、メディアを除く)。

同社によると、LK-RQ132SはFDD内蔵型デジタルカメラの需要が高い北米市場の要請で開発され、競合商品としてソニー(株)の『Digital Mavica』を意識しているという。北米では昨年12月に発売されている。

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