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インテル、'99年度は前年度比29%増の純利益を計上

2000年01月14日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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米インテル社は現地時間の13日、'99年度第4四半期('99年10月~12月)および'99年度通年の決算を発表した。

●'99年度第4四半期('99年10月~12月)

売上高は82億ドル(約8610億円)で、前年同期比8%増の実績となった。買収関連費用を含めた純利益は21億ドル(約2205億円)となり、前年同期から2%増加した。一方、買収関連費用を除いた純利益は24億ドル(約2520億円)となり、前年同期から15%増加した。

●'99年度通年('99年1月~12月)

売上高は294億ドル(約3兆870億円)で、前年度比12%増の実績となった。これにより、同社は売上高に関して13年間連続で前年実績を上回ったことになる。買収関連費用を含めた純利益は73億ドル(約7665億円)となり、前年同期から21%増加した。一方、買収関連費用を除いた純利益は81億ドル(約8505億円)となり、前年同期から29%の増加。同社は年間を通じて、総額約60億ドル(約6300億円)、12の企業を買収したことになる。

同社社長兼CEOのクレイグ・R・バレット(Craig R. Barrett)氏は2000年度の見通しについて、「今年中頃に量産を予定しているItaniumプロセッサーに期待する。また、新規インターネット事業の拡大にも取り組む。ネットワークとコミュニケーション事業と、ワイヤレス事業で、50%以上の売上増を見込む」というコメントを寄せている。

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