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オリンパス、通信機能搭載の200万画素デジタルカメラを発表

2000年01月12日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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オリンパス光学工業(株)は12日、通信機能を搭載した200万画素のデジタルカメラ『CAMEDIA C-21T.commu』(キャメディア C-21Tドット コミュ)を発表した。価格は9万9800円。出荷は2月下旬から。

CAMEDIA C-21T.commu
CAMEDIA C-21T.commu



同製品は、カメラ本体と携帯電話あるいはPHSをケーブルで接続し、撮影した画像を送信できる通信機能を搭載している。携帯電話利用で9600bps、PHS利用で32kbpsまたは64kbpsで通信可能。対応する携帯電話、PHSは、NTTDoCoMoの携帯電話とPHS、ドッチーモ。

通信ケーブルは本体下部に接続する
通信ケーブルは本体下部に接続する



搭載の通信機能を利用して、次のようなことを行なえる。
(1)あらかじめ登録したアドレスに対して、画像を電子メールで送信
(2)携帯電話あるいはPHSに接続してある同じ製品や、モデムを接続してあるパソコンに送信
(3)メールプロバイダーから画像を受信したり、遠隔地から同製品を操作することが可能

同梱のソフト『CAMEDIA通信ユティリティV1.0』は、パソコンと同製品との通信を行なうためのソフト。画像の送受信、遠隔操作、基本的な画像処理機能を搭載している。

携帯電話、PHSと接続するケーブルはオプションで、それぞれ4000円。

同製品は、CAMEDIA C-21がベース。1/2インチCCDを搭載しており、総画素数214万画素、有効画素数206万画素の撮影ができる。記録画素数は、1600×1200ピクセル、1024×768ピクセル、640×480ピクセルの3種類。画像形式は、JPEGかTIFF。記録媒体は、2~64MBまでの3.3Vスマートメディアを利用できる。同製品には8MBのカードが付属する。

レンズは、オリンパスレンズ7mm、F2.4、5群5枚の単焦点。デジタルテレモードは、1.6倍、2倍、2.5倍を搭載している。液晶ディスプレーは、1.8インチTFT液晶で、約11万4000画素。撮影した画像を1.5/2/2.5/3倍に拡大して表示できる。

電源は、3Vリチウム電池パック1個または単3ニッケル水素電池2本。通常の単3乾電池は使用できない。

サイズは幅106.5×奥行き35.5×高さ62.3mm。重さ195g(電池、カード別)。

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