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サイバーキャッシュと日本ベリサイン、EC向けセキュリティーサービスなどの提供で協調マーケティングを開始

2000年01月12日 00時00分更新

文● 編集部

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電子決済サービスを提供するサイバーキャッシュ(株)とインターネットやECを対象とした電子認証サービスのプロバイダーである日本ベリサイン(株)は11日、ECサイトにおいて必要不可欠な2つの要素というセキュリティーと信頼性を、日本のEC事業者が容易に実現するために、両社のEC向けサービスなどを共同で提供することで合意したと発表した。

これにより、サイバーキャッシュのオンラインクレジットカード決済サービス“セキュアクレジットカード・サービス”とベリサインの、ECサイトのSSL暗号・認証をサポートする“ベリサイン セキュア・サーバID”をセットにした“セキュア コマース パック”の提供を、1月中旬に開始する。パック価格は、初期登録料およびサーバーID(1年間)料を合わせて16万8000円から。サイバーキャッシュでは同パックを、11日~2月15日の間、キャンペーン特別価格で提供する。割引率は約30パーセント。

そのほかにも、両社はセキュアーなEC環境を支援するために、共同マーケティングや具体的な実現方法を説明・紹介する“セキュアコマースセミナー(仮称)”の開催を予定しているという。

セキュアクレジットカード・サービスでは、ECサイトがクレジットカード決済を自動オンライン処理する決済ソフト『CyberCash CashRegister』を導入することにより、消費者が注文時に入力したクレジットカード情報を、安全かつリアルタイムに決済処理することを可能にするという。これにより、決済管理業務が軽減され、365日24時間稼動するECサイトの運営が可能になるという。

ベリサイン セキュア・サーバIDは、'99年9月末時点で、世界で18万件以上の発行実績があるという。サーバIDの利用企業は、オンライントラストの目印として、ベリサインのシールやマークの掲載が可能。サーバIDの盗難、成りすまし、破損、紛失による損害などに備えて、最高1000万円の保証を提供する利用者保護プログラムが付属する。

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