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【MDOnline】Mac OS用のJava VM“MRJ 2.2EA2”が1999年末で期限切れ、ただし、継続使用は可能

2000年01月12日 00時00分更新

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MRJ 2.2EA2が1999年末で期限切れ、ただし、継続使用は可能

Mac OSで稼動するJava VMのMRJ(Mac OS Runtime for Java)は、次期バージョンとしてVer.2.2が予定されている。EA2版が1999年9月にリリースされ、正式版は1999年秋にリリースと言う予定であった。しかしながら、現時点ではまだ正式リリースもされず、引き続くEA版のリリースも予定されていない。次はしかるべき時期に正式版をリリースするということが言われている。EA2版は使用期限が1999年末に設定されており、2000年に入ってからは警告メッセージが出るが、これは無視して使用を続けられるとのことだ。

MRJ 2.2は残念ながらJava2ではなく、JDK 1.1.8ベースのものだ。Mac OSでのJava2 VMが出るまでのつなぎ的なイメージがあったものの、ここまでリリースが引っ張られると、さすがに注目度は冷めていくのではないだろうか。MRJ 2.2での新しい機能や独自の機能も用意されているが、そうしたものにフォーカスするよりかは、Java2を目指すのが一般的な考え方になるだろう。Appleは、Mac OSにおいてもJavaをサポートすることを事あるごとに名言しているが、このところはあまりにスケジュールが守られていない。スケジュールに狂いが出るとということは、予定が立たないということも意味するために、確実にデベロッパーを遠ざけている。「OSを超えた高い互換性」というメリットがJavaを使う大きな理由の1つでもあるが、Windows環境で一般的なJava2 VMがMac OSで使えないというのは、Javaの互換性というメリットを損なうものであると断定できるだろう。MRJ 2.2がリリースされてはいないものの、Mac OS Xは今年のリリースが正式発表された。そこでは、Java2が搭載されているものと思われるが、それを待つにしろ待たないにしろ、Mac OSでのJava環境の足場が固まらない状況はまだまだ続きそうだ。

カテゴリー:Java

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