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毎日新聞、教育関係者のための無料メール新聞を発表

2000年01月11日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)毎日新聞社は11日、教育関係者のためのメール新聞“毎日教育メール”を2月2日に創刊すると発表した。これは、教育行政、教育に関係する社会的事件、学校現場の環境の変化に関する記事を集め、教師やPTA向けに電子メールを使って配進するというもの。内容は、小学校から高校までを対象としている。掲載する記事は、毎日新聞の本紙や地方版からのピックアップをはじめ、独自企画も予定している。運営は広告収入に便り、サービスは無償。購入の申し込みは、同社のサイトで1月12日より受け付ける。

毎日新聞 総合メディア事業局メディア事業本部データベース部 副部長の渡辺康則氏
毎日新聞 総合メディア事業局メディア事業本部データベース部 副部長の渡辺康則氏



メールの送信は、月、水、金曜日の週3回で、記事の本数は1回の送信につき10本程度。内容は、曜日別に設定された固定のテーマ、毎日新聞や毎日小中学生新聞、英文毎日などからの記事のピックアップ、評論家や教育の専門家による寄稿、受験情報の4つ。曜日別のテーマは、月曜日が“情報化・コンピューター”、水曜日が“環境”、金曜日が“読書”。また、火、木曜日には、受験シーズンにあわせた進路・進学情報など、時節のテーマに特化した臨時増刊号も発行するという。

“毎日教育メール”の編集方針について、メールの編集を担当する総合メディア事業局メディア事業本部データベース部 副部長の渡辺康則氏は、「パソコンやインターネットを使った新しいカリキュラムがスタートし、現場で混乱のなかにある先生の指針となるような記事を掲載したい」と語った。同社は現在、パソコン通信を利用して教師を対象としたフォーラムを開設しているが、こうした事業との連携も視野に入れているという。

なお、“毎日教育メール”専用サイトは開設しないが、同社のニュースサイト“毎日インタラクティブ”の記事とのリンクなどを計画している。目標発行部数は、2000年3月の時点で3万部。

“毎日教育メール”の見本
“毎日教育メール”の見本

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