カナダのノーテルネットワークス社は現地時間の6日、DSL(Digital
Subscriber Line)技術のプラットフォーム開発を行なってきた米Promatory
Communications社を買収する最終合意に達したと発表した。買収金額は7億7800万ドル(約820億円)を上限に、Promatoryが一定の経営目標を達するという条件で、ノーテルネットワークスの普通株で支払われる。
PromatoryのDSL技術は、既存の電話線を通じて毎秒8Mbitのデータを転送できるというもの。今回の買収により、ノーテルネットワークスは、Voice-over-DSLサービスをはじめとする次世代の高速ネットワーク環境を開発するための経営資源を獲得したとしている。