マクロメディア(株)の7日付けの発表によると、米マクロメディア社は、MACWORLD
Expo/San Francisco 2000において、印刷機能を付加した『Macromedia Flash
Player』による、e-ビジネス用ウェブアプリケーションで利用可能な、高品質な印刷処理を発表した。同ソフトにより、『Macromedia
Flash』を使用したウェブ上のコンテンツを、ウェブブラウザーで閲覧し、シームレスに印刷することが可能となった。商品の割引クーポン券をウェブ上で発行したり、ベクターグラフィックス形式のオンライン地図を表示・印刷するなど、さまざまな利用用途が考えられるとしている。
Macromedia Flashは、ベクターグラフィックス、音声入りのアニメーション、インタラクティブなインターフェースを盛り込んだウェブサイトを制作するためのツール。米ヒューレット・パッカード社など数社は、既に同ソフトを使用したオンラインビジネスを実現しているという。NPD
Online Research社の市場調査によると、ウェブブラウザーの88パーセント以上にMacromedia
Flash Playerがインストールされているという。
なお、Macromedia Flash Playerは、マクロメディアのホームページ(http://www.macromedia.com/jp/software/flash/)において、無償ダウンロードが可能。