6日(現地時間)からラスベガスのLas Vegas Convention Centerなどで開催中の、2000
International CESにおいて、米AMD社は、同日発表されたAthlon-800MHz搭載パソコン、1GHzで動作するAthlonパソコンなどを、プレスおよび関係者向けに公開した。
米コンパックコンピュータ社の『Presario 5900Z』 |
Athlon-800MHz搭載パソコンとして展示されていたのは、米コンパックコンピュータ社の『Presario
5900Z』。同日に米コンパックのオンライン販売チャンネル“Built For
You”を通じて販売が開始された。このほか米IBM社、米CyberMax社からも製品が出荷される予定。
米KryoTech社のAthlonを1GHzで動作させるパソコン。筐体下部の末広がりになった部分に、小型のコンプレッサーなど冷却システムが格納されている |
また、米KryoTech(クライオテック)社の、Athlon-800MHzをマイナス40度まで冷却して高速で動作させる“SuperG”と呼ぶ技術を使った、1GHzで動作するパソコンも展示されていた。
今回発表されたAthlon-800MHzはテキサス州オースチンのFab25と呼ばれる工場で製造された、0.18μmプロセスの製品。AMDによれば、今年の第4四半期には、ドイツのドレスデンにあるFab30で製造された、常温で1GHz動作するAthlonを発表する予定という。このAthlon-1GHzでは銅配線技術を使ったものになるという。
米ヒューレット・パッカード社の、モバイルAMD-K6-2-P搭載ノートパソコン『Pavilion』 |
Athlon以外のシステムでは、米ヒューレット・パッカード社の『モバイルAMD-K6-2-P』475/433MHz搭載ノートパソコン『Pavilion』が展示されていた。