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【2000 International CESレポートVol.2】AMDが1GHzで動作するAthlonパソコンを展示

2000年01月07日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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6日(現地時間)からラスベガスのLas Vegas Convention Centerなどで開催中の、2000 International CESにおいて、米AMD社は、同日発表されたAthlon-800MHz搭載パソコン、1GHzで動作するAthlonパソコンなどを、プレスおよび関係者向けに公開した。

米コンパックコンピュータ社の『Presario 5900Z』
米コンパックコンピュータ社の『Presario 5900Z』



Athlon-800MHz搭載パソコンとして展示されていたのは、米コンパックコンピュータ社の『Presario 5900Z』。同日に米コンパックのオンライン販売チャンネル“Built For You”を通じて販売が開始された。このほか米IBM社、米CyberMax社からも製品が出荷される予定。

米KryoTech社のAthlonを1GHzで動作させるパソコン。筐体下部の末広がりになった部分に、小型のコンプレッサーなど冷却システムが格納されている
米KryoTech社のAthlonを1GHzで動作させるパソコン。筐体下部の末広がりになった部分に、小型のコンプレッサーなど冷却システムが格納されている



また、米KryoTech(クライオテック)社の、Athlon-800MHzをマイナス40度まで冷却して高速で動作させる“SuperG”と呼ぶ技術を使った、1GHzで動作するパソコンも展示されていた。

今回発表されたAthlon-800MHzはテキサス州オースチンのFab25と呼ばれる工場で製造された、0.18μmプロセスの製品。AMDによれば、今年の第4四半期には、ドイツのドレスデンにあるFab30で製造された、常温で1GHz動作するAthlonを発表する予定という。このAthlon-1GHzでは銅配線技術を使ったものになるという。

米ヒューレット・パッカード社の、モバイルAMD-K6-2-P搭載ノートパソコン『Pavilion』
米ヒューレット・パッカード社の、モバイルAMD-K6-2-P搭載ノートパソコン『Pavilion』



Athlon以外のシステムでは、米ヒューレット・パッカード社の『モバイルAMD-K6-2-P』475/433MHz搭載ノートパソコン『Pavilion』が展示されていた。

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