米サンフランシスコで4日から開催中のMACWOLRD Expoで公開された、MacOS Xのユーザーインターフェース“AQUA”を、画像による紹介でレポートする。
ジョブズ氏の基調講演で初めて紹介された、“AQUA”のインターフェース |
ボタンやスライドバーもすべて、透き通ったガラス玉のようなデザイン。まさにアクア調の色使いだ |
これらのボタンは、ウインドーの左上部に置かれるもの。左から、赤いボタンが“ウインドーを閉じる”、黄色が“ウインドーの最小化”、緑が“ウインドーの最大化”といった具合。後ろ側に見える非アクティブのウインドーでは、ボタンがモノクロになっている |
デスクトップの例 |
ウインドーには影があり、重なったとき上のウインドーの影が下のウインドーに落ちる |
ファイルの保存ダイアログが、ウインドーごとに出るようになった。ダイアログボックスはウインドータイトルのバーから、すべるようなアニメーションで現われてくる |
新しいファインダーのインターフェース。フォルダーを移動した履歴が残るようになり、“戻る”ボタンを押すことで以前開いていたフォルダーに簡単に戻ることができる |
別バージョンのインターフェース。ユーザーのスキルにあわせて切り替えることが可能だ |
標準搭載されるInternet Explorer 5。MacOS Xの“Carbon”APIに対応している |
標準で搭載されるメーラーでメール送信をしているところ |
下に並んでいるのが“Dock”と呼ばれるもの。ソフトウェアを格納するトレーに近いものだが、開いているQuickTimeのウインドーや、画像ファイル、ショートカット(エイリアス)などなんでも収納することができる。大きさも変更可能だ |
ウインドーをDockに入れるときは、なめらかに変形しながらスルッと格納される。Dockから出すときは逆のアニメーションとなる |
このデモは、MacOS Xではメモリー保護がキチンとされていることの証明として、QuickTimeムービーを再生しながら“爆弾”ダイアログを出してみたところ。“再起動します(了解)”というおなじみのダイアログが表示されたが、QuickTimeムービーは何の問題もなく再生され続けていた。爆弾が随分とグラフィカルになっている点にも注目したい |