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【年頭挨拶ニュースリリース】住商情報システム(株)取締役社長の木村光一氏

2000年01月04日 00時00分更新

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昨年の概況

世界経済は落着きを取り戻し、日本・アジアの経済も危機的状況から脱し、景気回復への道を探っている。このような情勢の中で、当情報サービス産業界は、年前半は、一昨年来の好調を維持したものの、年央以降はユーザー各業界のY2K対策への集中によって新規投資が抑制される等の影響を余儀なくされた。

その中にあって、当社は99年3月期においては過去最高の業績をあげることができ、9月中間期においても好調を持続し、中間期最高の業績を挙げた。昨年年頭に掲げた3つの目標に沿って振り返れば、以下の実績をあげることができた。

(1)業容拡大:98年度予算比、売上高は若干未達ながら、利益は余裕を以って達成
(2)環境変化の先取り:ネットワーク時代を睨んだ住商テレコムの完全子会社化、高齢者介護施設総合支援システム「ひいらぎ」やインターネット技術を活用した「Commerce Express」の開発
(3)リスク管理の徹底:与信管理の徹底により不良債権発生皆無、プロジェクトチェック制度の規程化、等

本年の目標

競争激化や規制緩和により、合併・業務提携等の構造改革に益々拍車がかかる産業界において、21世紀に向けて、当社が勝ち残っていくために、次の4つの目標を掲げる。

1.99年度予算の達成
Y2Kを主因とする顧客のシステム投資予算削減に加え、当業界へのハードベンダーの本格的進出、異業種参入と昨年に増して「競争」が激化している中ではあるが、一層の努力により、予算を達成しよう。

2.新しい技術・分野へのあくなき挑戦
ネットワーク技術を始めとして、IT技術の変革のスピードはますます加速しており、顧客ニーズも変化している。"IT Frontier"への弛まぬ挑戦による新しい製品・サービスの提供にSCSの総合力を発揮していこう。

3.知的財産の戦略的活用
社員全員が特許に対する意識を高め、蓄積されたノウハウや技術という知的財産を特許権で保護し、それを営業面で戦略的に活用していこう。

4.中期経営計画「Create21」の目標「市場創造型トータルソリューション提供企業」へラストスパート
昨年、創立30周年、東証上場10周年を迎えた当社にとって、本年は新たな飛躍への始まりの年でもある。一人一人が初心に帰り、大いに創意工夫を重ね、「Solution to Customer Satisfaction」を提供できる「市場創造型トータルソリューション提供企業」となるべく、計画完了までの残る15ヵ月間でラストスパートをかけよう。

以上

(丸付き数字以外の用字用語は原文のまま)

・住商情報システム
 http://www.scs.co.jp/

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