日本SGI、エンターテインメント市場向けSI事業を行なう新会社を設立

日本SGI(株)は27日、“シリコンスタジオ株式会社”を1月1日付けで設立すると発表した。新会社は、ゲーム会社や映像プロダクションなどエンターテインメント事業を手掛ける企業を相手に、グラフィックスシステムの構築などのSI事業を行なう。社長には日本SGI取締役の関本晃靖氏が就任し、グラフィックス系のエンジニアを核とした約30名が日本SGIの各部署から新会社に異動する。

資本金は2億1000万円で、日本SGIのほか、(株)エヌ・ケー・エクサ、(株)ギャガ・コミュニケーションズなど8社が出資するほか、新会社設立に参加する従業員も持株会を結成、社員持ち株比率は40パーセントを越えるという。初年度売上額などは、現時点では非公開。

これまで同社は、エンターテインメント市場向けのグラフィックスシステムを得意としてきたが、その人的資源は組織化されていなかった。今回、新会社設立を設立することでそれらを1ヵ所に統合し技術力を強化させるという。

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