このページの本文へ

【年末特別対談Mac編Vol.1】'99年はMac新製品の洪水の年。統一アーキテクチャも一巡

1999年12月22日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


'99年は、次々に発表されるアップル製品に世間が大いに沸き、話題に事欠かない年だった。そこで、今回の年末特別対談Mac編は、MACPOWER・MacPeople誌アドバイザーの林信行氏と、MDOnline編集長の新居雅行氏を招き、今年のアップル製品やテクノロジーの総括と新世紀の予測を踏まえながら、3回にわたってお届けする。

USB関連機器が一般化した年

新居「USB関連の周辺機器がたくさん出始め一般化してきたのは、やっぱり今年からですね。標準になったし、USBインターフェースを搭載したPower Mac G3、G4も出てきた。マウスもデジカメもだいぶUSB化してきましたしね」

林「そうですね」

新居「まだまだっていう気もしなくもないけれど、プリンターも安心してUSBインタフェースのものが使えるし。ともかくUSB機器じゃないものがなくなりつつある」

林「そうですね。次は携帯電話も。ちょっと期待している」

新居「まだだからね。iBookに直結したいと言ってるわりには、みなさん利用しないですからね。それが残された分野かな」

林「FireWire(IEEE1394)も、ようやく今年になって出てきましたよね」

新居「そうですね。やっぱりiMacがけん引したっていう。逆にもっと早く出してよ、みたいな(笑)」

林「でもUSBに1年ぐらい遅れて、来年ぐらいに本当に開花するのかもしれないですけどね」

新居「そう、みんながどっと使うようになる」

林「ええ。IEEE1394の普及を図るIEEE1394トレードアソシエーション[http://www.1394ta.org/]の会長は、年末までにはビデオを録画できるAVハードディスクが普及して、それにもIEEE1394が搭載されるって言っていたんだけれど……。残念ながら日本でAVハードディスクは見掛かけないけれど、D-VHSデッキとか、光磁気ビデオディスクなんかにはIEEE 1394が採用された」

林氏(プロフィールは後述)林氏(プロフィールは後述)



「ただ、残念なのはこれらの機器は画像をMPEG-2形式で記録しているから、Macとつないですぐにどうこうということはできない。その点、MPEG-2デコーダーを内蔵したVAIO-Rシリーズの方が有利かも……」

新居「そうですよね」

林「ちょっと、それが心配ですよね」

新居「アップルもソフトウェア路線とハードウェア路線の戦略が短期間にころころ変わるからね。昔の話をすれば、GeoPort(ジオポート)*というアダプター。モデムは速度が遅いからって言っていたのに、いまじゃモデムのほうが速いし安いし(笑)。だから、アップルも路線が変わるんじゃないですか。ただMPEGのPCIボードは、みんな買うような気がするんですけどね」

*GeoPort:MacintoshのC660AV/Q840AVから導入され、現在のPowerMacに至って採用されたシリアルポートの規格。GeoPortアダプター自体にはモデムの機能はないが、モデムの機能をPowerPCチップ(68kMacではDSP)で実現する。ファックスや留守番電話の機能もあった。発表当時、通信速度は9600bpsまでだったが、最終的に28.8Kbpsまでの速度に対応し、海外ではISDN接続用のアダプターも発売されていた。なお、アップルとIBMはこのGeoPortを家電製品にも広げようとVersitという団体をつくったが、財政難に陥ったアップルが志し半ばで脱退してしまい結局、アップル以外の製品でGeoPortを見ることはなかった。だからといってVersitがまったくの無駄だったわけではない。最近、インターネットで共通の電子名刺フォーマットとして広まりつつあるvcfはこのVersitが生み出した

デスクトップビデオの概念は普及するか?

林「あれはどうなんでしょう、Power Mac G4って、DVDの再生にソフトウェアデコードしてるじゃないですか」

新居「ええ」

林「それをビデオの再生にも応用できるようにしたら。とにかく米国はきっと1年ぐらい遅れて入ってくるんでしょうけど、日本はMPEG-2機器の製品化がすごい勢いで進んでますからね」

新居「そういうところは日本のほうが早かったりね」

林「そうそう。だいたいAV機器っていうのは、ほとんど米国でも日本のものを使っていて、製品が出るのはむこうの方が2~3年遅れている。デジタルテレビ放送の開始とかインフラの整備は逆にむこうの方が早いんですけどね……。Macの話に戻すと、とにかくこれだけデジタルビデオが話題になってきているのだから、ぜひともiMovieには頑張って欲しい」

新居「やっぱり、ソフトとセットになってるから。本当にみんながiMovieやDVDを使い出したら、今度はより高性能なDV編集ということになって、また少し盛り上がるかなという期待もなくはない。甘いかな(笑)」

林「自分でもジョブズの言葉を受けてね、次はデスクトップビデオだって言ってるんですけどね(笑)。そう言いながらも、デスクトップビデオとなると、プラス10万円ぐらい出してDVカメラを買わなきゃ何も始まらない。ムービー編集に凝り出すとハードディスクもかなりの容量が必要になる。さらにみんなに見せるためには、作ったムービーを1度DVカメラに吐き出して、そこからさらにVHSテープに落とさないといけない。実はけっこう面倒くさいんですよね。正直言って心のどこかで、でも本当はまだちょっと先かなって思っている」

新居「AVオタクでないと、つらい(笑)。そうですね、DTP関連は印刷会社がこうなるのは見えていたけれど、一般の人はそんなにやってないじゃないですか? そうすると、どうしても需要のないところには広がらない。デスクトップビデオっていうのはやっぱり放送業界じゃないですか、広がるのは。地方局みたいなところが攻撃的に取材内容を編集したら、すごいものができるかもしれないけど、本当に個人が恒常的にやるっていうと厳しい部分がありますよね。楽しみでやるぶんにはiMovieで十分」

林「結婚式の披露宴とかね」

新居「生い立ちビデオみたいな。数年ぐらいしたら、赤ん坊のころからビデオに撮られているってるやつらが結婚式やるんでしょうね(笑)。まだちょっと無理だと思うけど」

【プロフィール】林信行(はやし・のぶゆき)氏。フリーランスコンピュータージャーナリストで、MACPOWER・MacPeople誌アドバイザー。両誌では海外ニュースのセレクションなども手がけ、過去9年間米国で開催したすべてのMacWorld EXPOに参加。アップルの20年の歴史がすべて分かる『アップルコンフィデンシャル』(著者:オーウェン・リンツメイヤー、翻訳:林信行、柴田文彦)を12月24日に発売する
【プロフィール】林信行(はやし・のぶゆき)氏。フリーランスコンピュータージャーナリストで、MACPOWER・MacPeople誌アドバイザー。両誌では海外ニュースのセレクションなども手がけ、過去9年間米国で開催したすべてのMacWorld EXPOに参加。アップルの20年の歴史がすべて分かる『アップルコンフィデンシャル』(著者:オーウェン・リンツメイヤー、翻訳:林信行、柴田文彦)を12月24日に発売する



統一アーキテクチャーがまるまる1世代一巡

林「今年を振り返って、とにかくアップルの製品発表の数に驚きましたね。1月のMACWORLD EXPO/SAN FRANCISCOに行ってね。Power Mac G3が発表されるという噂があったんで予想していたんですけど、まず、あの筐体(きょうたい)で驚いた。そのあとに5色のiMacが出てきた。それで2月には何かあるんじゃないかって思っていたら肩透かし。3月にはMacOS Xサーバーが登場。それからiMacが333MHzになったと思ったら、Power Mac G3もアップデート。さらにPowerBook G3がスリムになって、iBookが発表されて、Power Mac G4まで出てきた。これで終わりかなと思ったらiMac DVが発表されて、しかも、年末にはPower Mac G4の仕様が2度も変更されている」

新居「なんか、サイクルが1周どころか2周ぐらいしてるんじゃないですか(笑)」

林「基本の統一アーキテクチャーがまるまる1世代、この1年で周回してますよ。今年の5月の開発者会議WWDCに行って、これからはMacはこうなっていくみたいな未来図を紹介していたけれど、PowerBook以外はすべてその通りになってしまった。WWDCで話されていた未来の技術は、2000年登場予定のMac OS X以外、すべて現実になってしまった」

新居「そうですね」

林「予想しようにも全部実現しちゃったもんだから、次は何もないよっていう感じですよね(笑)」

新居「WWDCは私も行きましたけど、今年は何も新しいことはないんだって自慢してたのには笑っちゃいましたね(笑)。“特に方針に変更はないのだ”っていうのがニュースなのだって(笑)」

林「iMacのときもプレスに対してまるっきり情報がない状態で製品が突然出てきた。それは開発者に対しても同じだった。昔はクイックタイムなどの新しい技術や製品を発表する時は、前もってアナウンスがあったんだけど……」

新居「ええ、クイックタイムなんて3年ぐらい前から情報が出始めて」

林「いまはもう本当に限られたグループだけに情報をリークするようになっている。iMacを発表する3ヵ月ぐらい前かな、4社か5社ぐらいがアップル本社に呼び寄せられたらしいんですよ。それで、とにかく理由は言えないけれど、これからUSBの開発をしてくれって言われたらしい。それからすぐにiMacが発表された。そういうことやられると、小さい開発者はチャンスが減ってしまいますよね」

新居「でも、いわゆるソフト業界って、もうガレージ産業じゃなくなってますよね。巨大資本化し、寡占化している。だから笹塚のような大きな会社みたいなところが十数社しか成り立たない。日本ではソースネクストみたいな会社とか、かなり大きく広告を張っているところしか生き残れなくなってきている。本当に独自の技術を持ってる小企業でも、ある意味では、これから参入するには難しい。もうソフト業界じゃないなー、みたいなのがあるじゃないですか」

「たとえばウェブ上でのサービス会社だとか、そっちの方向にシフトしないと生き残れない。だから、コンピューターに直接関わるテクノロジーでも、数えるほどの企業を相手にしていれば、たぶん8割はカバーできるという考えかたなんでしょうね」

林「そうですね」

定評ある数十社しか相手にしない?

新居「アップルも門戸をあまり広くするんじゃなくて、確実なところに絞っている。たしかにその傾向は強くなってますね。悲しい話をすれば、私はPower Mac G3を今年の5月に買ったんですよ。Xサーバーを動かすために。そしたら6月にブロックアウト。9月でしたっけ、G4が出たのって。もうすでに2世代も前になってしまった。ちょっと悲しい思いをしてしまった」

林「今後、アップルはそういった救済策は出さないんですかね? 小さな会社に対して。やっぱり面白いアイデアは、逆に小さいところでないとできない冒険みたいなのところがあるような気がするんですけれど。シェアウェア作者とかね。OpenDoc*とかが出たときには、小さな開発者に光明が差し込んだって感じがしたんですがね」

*OpenDoc:アップルが開発し、CILabs(Component Integration Laboratory)が標準化を進めていたクロスプラットフォームのコンポーネントソフトウェアの規格。IBMやNovelなども積極的に同技術をバックアップし、基本APIなどはオープンソース化されていたが、アップルが同技術を切り捨てたことで廃れてしまった

新居「そうそう。あれも切られちゃったし。アメリカンドリーム的な展開というのは、ここ近年あまり見ないですよね。YAHOO! がそうだとか、そういう話はあるけれど、彼らは完全にビジネスラインのプランを完璧に立てていた。周りで気がつかなかったっていう話なだけで、成長戦略を考えてやっていたりするから。1人で成功できるような確率は、もうすごく低くなってると思うんです。それを見越してると思いますよ、どのコンピューターメーカーも。MSやアップル、特にMSはそうなんじゃないですか。市場が大きいから」

林「すると、MacOS Xが来年出てきても、ココア*ベースのアプリケーションはあまり期待できないですよね。小さなメーカーばかりですもんね」

*ココア:英語では実際には、ココと発音。旧ネクスト社のOPENSTEPというOSの技術に基づくAPIセット。非常に強力なオブジェクト指向のフレームワークで構成されており、わずかな開発の手間でより高度で高機能なソフトが開発できる。スティーブ・ジョブズ氏いわく、「いきなり20階からビルを建て始めるようなもの」

新居「でも、極端な話いっぱい出るよりも、MacOS Xという環境を考えたときに、これさえあれば大丈夫と言える製品がいくつか揃えばいいと考えているんじゃないですかね。ブラウザーがありメーラーがあり、パブリッシングはどうしても外したくないから、InDesignとかクォーク相当のものを移植して。毎日アドビに行って、まだかまだかと言ってるような気がするんですよね(笑)。担当者がしっかりついていて。まあ、ワープロと表計算、データベースがあって、何かそういうビジョンを描いたときに、彼らとしては数十社ぐらいかな、みたいな考えをしてるんじゃないですか。で、そうやって出てきたら、いわゆるシェアウェアとか、草の根の連中、草の根って悪い意味じゃなくて、本当に個人レベルでやっている連中っていうのは、ある程度の市場が広がれば付いてきてくれると。だから最もお金が掛からないって言ったら変だけど(笑)、投資効率の高いマーケティングをやっているんですよ」


【プロフィール】新居雅行(にい・まさゆき)氏。(株)ローカスの情報メディア出版局編集長。慶応義塾大学講師。テクニカルライターとして、MacintoshやWindows関連の書籍や雑誌記事等を手掛ける。100冊を超えてからは、著書の数を数えていない。Macintosh分野の開発情報やシステム管理情報などを日刊のニュースレターで届けるMacintosh Developer Online(http:
//cserver.locus.co.jp/mdo.html
)を'99年9月に創刊した


ウェブ分野では、もうすぐ関が原の戦いが起る?

新居「ちょっと話を進めますけど、私、今日持ってきたソフトに、こういうのがあるんです(Adobe GoLiveを取り出して)。Windows版で申し訳ないんだけど。実はウェブの分野って一番いま競争が激しく、そろそろ“関が原の戦い”があるんじゃないか(笑)、そういう世界になってますよね。アトビが本気になったという部分で、絶対すごい市場なんですよ。彼らはそういうところを、ちゃんと見てるっていうか。だからこそ今の地位があるわけで」

「本来、マクロメディアはもっと早くからウェブの分野を開拓してたんですよね。Dreamweaverって、Directorが頭打ちになったから出てきたわけだし。Photoshopには勝てないと思ったら、Fireworksという隠し球を作って、隠し球って言うほどのことはないけど(笑)。そのマクロメディアがものすごくやっていて。これはマクロメディアが独占するのかと思ったら、アドビが参入してきて完全にいま一騎打ちの状態。ウェブデザインの世界はいまとても面白いなと、思ってるんですけどね。表計算、ワープロの世界ではもうオフィスしかないじゃないですか。それに比べると、ウオッチして興味がわくのはウェブのほう」

林「ページメーカーの再来じゃないけど、そんな感じですね」

新居「そうですよね。ページメーカー、クォークっていう2大勢力があったから、より、競争原理が働いた。ウェブの世界でも、これから参入果たすにしてもまだ競争原理はすごく働いていて、どっちがいいかな? みたいな話をみんながしている」

林「ぼくはあんまりホームページ作成ソフトって使わないんですけど、ビジネスソフトや事務用ソフトなど、普通のデータとのリンクはどうなんでしょう」

新居「GoLiveはさすがによくできている。ファインダーのようなソフトなんですけど。ドラッグ・アンド・ドロップして、サイトから追加して取ったリンクを張るっていうことがすごく簡単。GoLiveは一発でアプローチできる。リンク切れがないようにフォルダーを移動できるとか、すごく充実している。GoLiveがいままで製品と違うところは、ワープロ、表計算だと、いわゆる1枚ものの文書を作って終わりですよね。ホームページ作成ソフトは、当初そういうことを主に考えていたんですが、業務用になると作ってからの管理が大切になってくる」

林「かなりオブジェクト指向ですね。FrontPageのレベルと全然比較にならない」

新居「うーん。まあ、たしかに。FrontPageはFrontPageで独特なので(笑)」

林「あれ、ガチガチでね、ちょっとでも崩れちゃうと、すぐリンク切れちゃうしね」

新居「あれ使いはじめると他に逃げられない(笑)。でも、アメリカはけっこうみんな使ってるでしょう、FrontPage」

林「使っていると思いますよ」

新居「実は、管理という機能では、まだGoLiveは負けてんですよ。いろんなページに移るナビゲーションを一番簡単に作れるのはFrontPageなんです」

林「もう少しWebObjects*が普及してきたら、GoLiveも有利になりますよね。ウェブオブジェクツをリンクする機能だって前からあるんだから」

*WebObjects:WWW用のダイナミックアプリケーションをすばやく構築できるウェブサーバーのための開発環境

新居「ところがね、GoLive4はWebObjectsの3.5に対応なんですよ」
林「そうなんですか」

新居「うん、ちょっと弱いかな。WebObjectsって、いわゆるscriptベースのものとJavaベースの2種類が作れる。サポートしてるのはscriptベースなんですね。アップルのアプローチはJavaアプレットベースのほうをすごく推しているから、ちょっと乗り遅れてるんじゃないか、みたいなのがあるんですけど。まあ、それはどこも一緒ですけどね」

林「このへんのソフトは、どちらかというとデザイナーとか、いわゆるPower Mac、Power Bookユーザーのソフトですよね。PageMillみたいなiMac、iBookユーザー向けというか、大衆向けのソフトにも大きな変化ってあるんですかね」

新居「逆にないですね」

アプリケーションの出力が自然にウェブページになるように

林「うーん。けっこうそこらへんの変化を期待してるっていうか。XMLがいま騒がれていて、MacOS XにもコアファウンデーションというC言語のAPIでXMLのパーシングのサポートとかされるじゃないですか。そこいらへんをうまく使って、ユーザーが例えばデータベースとか他のソフトでつくったデータをそのまま殺さずに、自動的にウェブページ化できるようなソフトがそろそろ出てきてくれると嬉しいですけれどね」

新居「シームレスに」

林「パソコンが誕生してから24、25年ですか。でも、結局、デジタル、デジタルっていっても、いままでアナログでできたことを無理やりデジタルに置き換えただけで、デジタルのメリットが本当に生かされてなかった。結局、操作が増えただけみたいなところがあるわけですよね」

新居「たぶんね、OFFICEがこうやって君臨している状態では、あまり変化がないっていうか。そのことをマイクロソフトが一番よく知っていると思う。彼らがOFFICE2000で、あらゆる属性を全部XMLで収めようって考えているのは、そういうことだと思う。だけどInternet Explorer 5を使わなきゃいけないでしょ。だからそのへんで矛盾がある」

ローカスの情報メディア出版局編集長の新居氏
ローカスの情報メディア出版局編集長の新居氏



「ムーブメントになるかどうかは非常に難しいんだけど、一太郎のJava版って、最初からHTML対応フォーマットでやってるんです。おかげで機能が使えないんです(笑)。それは今後解決されていくとしても、重要だから作り直しますといったときに、やっぱりもっとシームレスなものが出てくるかなと思うんです。一般向けホームページ作成ソフトは、ワープロとかデータベースがもうひとひねりして、新しい製品が出てきたときに変わるのかな」

(Vol.2に続く)

【関連記事】
【年末特別対談Mac編Vol.2】MacOS 9以降は小規模ディベロッパー達の製品で活気づく献身的な時代になるか
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue
/1999/1224/topi02.html


【年末特別対談Mac編Vol.3】難しい来年の展望。将来を見据えたMacOS Xか。あるいはコンシューマー寄りのMacOS 9.Xか?
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/
1999/1227/topi06.html

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン