(株)東芝は、WWWに流通するデータを蓄積するキャッシュサーバー『MAGNIA
CS10』の販売を開始した。価格は、120万円。出荷は、2000年1月17日から。
キャッシュサーバー『MAGNIA CS10』 |
同製品は、クライアントがウェブサーバーにアクセスする速度を約25倍高速化するキャッシュサーバーで、ネットワークへの接続コストを半減するというもの。ウェブサーバーやブラウザーの種類に関わらず、既存ネットワークに導入できるのが特徴。
アクセス頻度が高いウェブサーバーの最新情報を一時的に蓄積することで、社外のウェブサーバーにアクセスする頻度を減らし、高速の社内LANを経由したキャッシュサーバーにアクセスするというもの。また、スケジュールダウンロード機能を備えており、企業で回線を利用していない夜間に最新の情報をキャッシュしておくことで、データ収集時間の効率化を図ることができるとしている。
ネットワークインターフェースは、10BASE-T/100BASE-TXを2基装備。9.1GBのHDD(Ultra2
Wide SCSI)を内蔵する。代理可能プロトコルは、http1.0、http1.1、http/ftp、http/gopher、SOCKS4/5、DNS
Cashing、SSL tunneling。キャッシュ容量は、1ページあたり130KB換算で最大5万ページ。
サイズは、幅195×奥行き480×高さ450mm。重量は16kg。キャッシュOSは、米ノベル社のキャッシング用ソフト『Novell
Internet Cashing System』を搭載している。