このページの本文へ

トランス・コスモスなど、データセンター事業分野で合弁会社を設立

1999年12月16日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

トランス・コスモスなど、データセンター事業分野で合弁会社を設立

トランス・コスモス(株)と丸紅(株)、米AboveNet Communications社の3社は14日、データセンター事業分野で合弁会社を設立すると発表した。新会社名は“アバヴネットジャパン株式会社”(AboveNet Japan K.K.)で、正式設立は20日を予定している。

アバヴネットジャパンは、米AboveNetが推進するデータセンターサービス事業を日本で展開するのが目的。データセンターとは、EC(電子商取引)事業者のデータ管理用サーバーを預かって管理・運用するサービスを指す。資本金は10億円。出資比率は、米AboveNetが50%、丸紅が40%、トランス・コスモスが10%。設立当初の従業員数は約50人を予定しており、初年度の売上目標は50億円としている。

同社は、ビル設備からバックボーンまで一括して提供する、日本初のデータセンター事業者になるという。2000年1月にはインターネット相互接続拠点を東京に設置し、EC事業用ウェブサイトを運営するデータセンターを4月に開設する予定。

なお、トランス・コスモスはアバヴネットジャパンに対して、動画や音声などの大容量データ管理のサポートを提供していくことになる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン