(有)クリエイティブソフトは15日、『Digital Museum”Art Garden Vol.1”岡山市立オリエント美術館』を発表した。岡山市立オリエント美術館は、実業家の故安原真二郎がイラン・イラク・シリアなどの出土品/美術品もしくはそのレプリカといったコレクションを展示する美術館。今回発表されたCD-ROMは、新バビロニア王国の王ネブカドネザル2世の銘入レンガなど、同美術館が収蔵する美術品の写真111点を収録する。対応OSは、Windows
95/98/NT4.0および、漢字Talk7.6.1以降。12月29日発売で、価格は4800円。
なお同社は、Digital Museum”Art Garden
”をシリーズ化し、美術館の規模の大・小に関わらず今後も紹介していく予定。今回の岡山市立オリエント美術館のように、その美術品が、単なる鑑賞用としてのみではなく、美術資料として重要なものなどについては、教育補助資料等として、学校関係など教育施設へのアプローチも図っていく方針という。第2弾以降の具体的な内容、発売時期などは未定。
『ネブカドネザル2世銘入レンガ』を紹介する画面。ネブカドネザル2世の在位はB.C.605年~B.C.562年、新バビロニア王国の最盛期にあたる |
2世紀末~3世紀中頃にシリアで作られた『把手付三連』を紹介する画面。「吹きガラスの技法で作られた3つの瓶を、まだ熱く柔らかいうちに合わせて1つの瓶に仕上げたもの」で、こうした瓶が完全な形で出土したものは、世界でもこれを含めて2例しかないという |
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