日本テレビ放送網(株)、日本ビクター(株)、NTTコミュニケーションズ(株)の3社は、デジタル放送素材の日米間での映像伝送実験を12月16日に共同で実施すると発表した。
同実験では、NTTコミュニケーションズの東京/大手町ビルと、米サンフランシスコのNTTアメリカとの間を、NTTコミュニケーションズの国際ATM回線サービス“ArcstarグローバルATM回線”で接続し、ビクターのエンコーダー/デコーダー機器を利用して各種映像素材データの入出力と伝送を行なう。同実験で利用される映像フォーマットは、走査線1080本インターレースの1080i、480本疑似プログレッシブの480p、国内デジタル放送の標準フォーマットである720p、現行放送で利用されている480iの4種類。
3社はそれぞれの映像フォーマットについて技術検証と評価を行ない、同実験終了後も引き続きフィールド実験を実施するとしている。