ロシア共和国で12日(現地時間)、チェチェン共和国でのロシア軍の軍事活動に反対するハッカーが、タス通信のニュースサイト“Itar-Tass”を攻撃するという事件が起きた。
ハッカーは、“We're here to fight evil and our power is growing”というメッセージを残し、1時間以上ホームページがアクセス不能になったという。この攻撃の犯人が誰かはわかっていない。
ロシアは、チェチェンでの軍事活動は、ロシアでの連続爆弾テロの原因となるテロリストをターゲットにしたものだとしており、Itar-Tassを含むロシアのメディアは、この従軍を大々的に支えてきた。
しかし、西側諸国では罪のない市民が殺されていると、この軍事活動を非難していた。
なお同サイトは、13日の午後4時13分に復旧した。