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アンチウイルス関連各社、新種ウイルス“Babylonia”に対応したワクチンを提供

1999年12月13日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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(株)シマンテック、トレンドマイクロ(株)、ネットワーク アソシエイツ(株)は8日、新種ウイルス“Babylonia(バビロニア)”に対応したワクチンの提供を発表した。

Babyloniaは、インターネット上でリアルタイムでチャットが行なえるIRC(Internet Relay Chat)ソフト『mIRC』を通じて感染する新種のウイルスで、米国で6日(現地時間)に発見されたという。

同ウイルスは、インターネットを通じて、特定のウェブサイトにアクセスし、ウイルスの各パーツを自動的にダウンロードし、自身を自動更新するとされていた。しかし、現時点ではそのウェブサイトは既に閉鎖する処置が取られたとしており、自動更新されることはなくなったとしている。

“2KBug-MircFix.exe”“serialz.hlp”という名前のファイルをIRCで受信したり、メールに添付されていたときには、実行しないようにと各社は注意を促している。

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