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松下電送システム、A4とA3のカラーレーザープリンターを発売

1999年12月08日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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松下電器産業(株)と松下電送システム(株)は8日、都内で、A4判対応カラーレーザープリンター『WORKIO(ワーキオ)A4カラープリンター(DP-CL16)』『同(DP-CL16PS)』を発表した。同時に、A3判対応カラーレーザープリンター『WORKIO A3カラープリンター(DP-GL21)』も発表した。

価格は、『DP-CL16』が25万8000円、『DP-CL16PS』が37万3000円、『DP-GL21』が54万8000円となっている。

『DP-CL16』
『DP-CL16』



ワーキオA4カラープリンターは、トナーと感光体ドラム、排トナーボックスを一体化した“オールインワンカートリッジ”を採用している。扇のように4色(黒・イエロー・マゼンタ・シアン)のカートリッジを円筒形に組み合わせた“レボルバー構成”を採用し、カートリッジの交換の手間を簡素化したという。

消耗品コストは、全色5パーセント印字とした場合で、A4サイズ1枚あたり10.7円としている。

PDLC(Panasonic Display List Command)というプリンターコマンドを搭載し、カラープリント、モノクロプリントともファーストプリント時間が約30秒、連続プリント時間がカラー3枚/分、モノクロ16枚/分としている。また、独アグフア社のカラー処理技術“AGFA CMM(Color Management Modules)”により写真のリアル感を再現できるという。

解像度は600×600dpi(DP-Cl16PSは、PostScript時1200×1200dpiにも対応)。搭載フォントは、DP-CL16がRoman1書体、DP-CL16PSがRoman136書体、漢字2書体となっている。用紙サイズはA4、A5、B5、はがき、レター、リーガルに対応、用紙種類は普通紙とOHP、はがきに対応している。

インターフェースは、IEEE1284準拠の双方向パラレルとUSBインターフェースを装備している。

対応するOSは、Windows 95/98/NT 4.0(Windows 2000は開発中)。DP-CL16PSは、Mac OS 7/8にも対応している。

トナーカートリッジの価格は、カラーが各2万5000円、黒色が20000円。オプションとして、2段給紙ユニットや自動両面ユニット、4.3GのHDD(7万円)、100BASE-TX/10BASE-Tネットワークユニット(6万円)などが用意されている。

DP-CL16に2段給紙ユニットと自動両面ユニットを装着した状態
DP-CL16に2段給紙ユニットと自動両面ユニットを装着した状態



出荷は、『DP-CL16』と『DP-GL21』が12月20日から、『DP-CL16PS』が2000年1月20日から。販売目標台数は、A4の2機種700台、A3の機種300台あわせて1000台/月という。

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