富士通(株)は7日、Windows NTを搭載したIA(Intel Architecture)ワークステーション『FMV-PROシリーズ』に、Pentium
III-700MHzを搭載した『FMV-PRO 7700T3』『FMV-PRO 7700E3』をラインアップに追加すると発表した。
価格は次のとおり。出荷は2000年1月下旬より。
FMV-PRO 7700T3 |
FMV-PRO 7700E3 |
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グラフィックスカード『Millennium G400』搭載タイプ |
58万3000円 |
45万円 |
グラフィックスカード『E&S Lightning 1200』搭載タイプ |
73万3000円 |
60万円 |
『FMV-PRO 7700T3』は、Pentium III-700MHzを搭載している。同CPUは、2D/3Dグラフィックスやビデオ、サウンドなどを高速化するストリーミングSIMD拡張命令をサポートしている。グラフィックカードには、米Matrox社製の『Millennium G400』か、米Evans&Sutherland社製の『E&S Lightning 1200』を選択できる。
チップセットには、400BX APGsetを採用し、メモリーは128MBのSDRAM、HDDはUltra Wide SCSI対応の9.1GBを搭載している。最大40倍速のCD-ROMドライブと、100BASE-TX/10BASE-T×1ポートも搭載している。
標準では1CPUだが、最大で2CPUの構成に拡張できる。
一方の『FMV-PRO 7700E3』は、同じく、Pentium III-700MHzを搭載し、チップセットには400BX APGsetを採用。メモリーは128MBのSDRAM、HDDはUltra Wide SCSI対応の13.6GBを搭載している。最大40倍速のCD-ROMドライブと、100BASE-TX/10BASE-T×1ポートも搭載している。
こちらも、グラフィックカードには、Matrox社製の『Millennium G400』か、Evans&Sutherland社製の『E&S Lightning 1200』を選択できる。2CPUの構成にはできない。