このページの本文へ

エイガアル、“株式会社ダブルソーホー”設立を発表--女性をターゲットにしたネットワークビジネスを展開

1999年12月03日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エイガアルは3日、“株式会社ダブルソーホー”を年内に設立すると発表した。新会社は、エイガアル内に設置されていた“W-SOHOネットワーク推進委員会”が行なっていた女性向け会員制ウェブサイト“W-SOHO”運営などの事業を引き継ぎ、さらに女性向けのサービスを拡充する。新会社の設立時の資本金は1000万円(独立資本)。メーカーなどから出資を募り、2000年4月には1億5000万円~2億円程度の増資を期待しているという。代表者はエイガアル社長の伊藤淳子氏が就任する。

伊藤淳子氏
伊藤淳子氏



現在、W-SOHOネットワーク推進委員会が行なっている事業は、求人・求職情報、パソコンや暮らしに関する悩み相談室、企画記事などを掲載するウェブサイト“W-SOHO”の運営、メールニュース発行、セミナーやイベントの企画と運営など。新会社はこうした事業を受け継ぎ、電子商取引をはじめ、企業とタイアップした商品企画、出版、事務管理代行などのSOHO支援サービスといった新規事業を展開する予定。

新会社の社員数は現時点では未定だが、2000年春の時点で3名を予定している。コンテンツ制作などの業務は、外部への委託(アウトソーシング)が中心になるという。

初年度の売上目標は1億円。当面は広告収入に頼り、2001年に電子商取引事業を本格的にスタートし、2002年には黒字転換を目指すという。また、会員規模について、伊藤社長は、「現時点で“W-SOHO”の登録会員は2万人。イベント参加者などを含めれば、のべ50万人が参加しており、新たなサービスを増やすことで、2002年までに100万人が参加するサイトに育てたい」と語った。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン