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凸版印刷、コンテンツ流通総合サービス“Bitway”に著作権保護サービスを追加

1999年12月03日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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凸版印刷(株)は11月30日、同社のデジタルコンテンツ流通サービス“Bitway(ビットウェイ)”に対し、著作権保護のためのサービスを追加したと発表した。Bitwayはコンテンツ販売用の同名専用サイトを設け、権利者よりその販売を受託するというもの。コンテンツ提供者側は、コンテンツ販売額の数パーセントを凸版にロイヤリティーとして支払う。著作権保護サービスの開始は12月1日。

Bitwayのトップ画面。同サイトでは、現在はアイドルのグラビアなど12コンテンツが販売されている
Bitwayのトップ画面。同サイトでは、現在はアイドルのグラビアなど12コンテンツが販売されている



著作権保護システムは、(株)エム研が開発した電子透かし“LUCENTMARK(ルーセントマーク)”を採用。具体的には、コンテンツ提供者にLUCENT MARKを埋め込むためのツールを貸与し、販売するデータに電子透かし(IDコード)を埋め込んだ形でBitwayで販売する。また不正コピーを発見するために、凸版社内にある専門チームが埋め込んだ電子透かしをもとに探索ロボットなどで監視、問題が発見された場合などは法的アドバイスなどを行なうという。

今回発表された著作権保護サービスは、タレントのイメージデータ販売などを行なう(株)集英社のウェブマガジン“BART CLUB”で、既に採用が決まっているという。なお、ユーザーがBitwayコンテンツを購入するためには、(株)日本電気のインターネット総合サービス“BIGLOBE”など同サイトで指定する10の電子決済・課金システムのいずれかに加入する必要がある。

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