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米IDC、ASPがIT業界にあたえる影響について発表――ASPの将来性を有望視

1999年12月02日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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民間の調査会社であるインターナショナルデーターコーポレイションジャパン(株)(IDC Japan)の発表によると、米International Data Corporation(IDC)は12月1日(現地時間)、ASP(Application Service Provider)市場に関する調査結果をまとめたレポート“The ASPs' Impact on the IT Industry: An IDC-Wide Opinion”を発表した。

同社はこのレポートの中で、ASPがサービスの提供方法を根底から変える可能性を秘めていることを指摘。ソフトウェアベンダーは、自らがASPとなるか、あるいはASPに対して直接ソフトを販売していくかの選択を迫られ、ハードウェアベンダーは、サーバーとストレージの統合およびサーバーのクラスタ化を急ぐ必要に迫られるという。また、ASPは、通信業界やサービス専門企業にも、大きな影響を与えるとしている。

IDC Japanは、米IDCの発表を受けて、日本語版レポート“IT業界を揺るがすASPの影響”の配布を開始した。現在、同社のウェブサイトを通して、PDF形式のレポートを無償で配布している。

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