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プーマテクノロジー、パソコンや携帯端末、携帯電話をインターネットを通じてデータ連携するポータルサイトを発表

1999年11月30日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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米プーマテクノロジー社(Puma Technology)は30日、都内で、パソコンや携帯端末、携帯電話といった機器間で、インターネットを経由してデータを共有できる仕組みを提供するポータルサイト“Intellisync.com”を2000年夏に日本で開設すると発表した。また、同サービスを提供する新会社を日本に設立するという。

同サービスは、日本アイ・ビー・エム(株)(日本IBM)製WorkPad、シャープ(株)製ザウルスやWindows CEを採用した携帯端末、iモードやSkyWebなどに対応した携帯電話と、パソコンのOutlook、Outlook Express、オーガナイザーなどの個人情報管理ソフトとの間で連携できる。電子メールやアドレス帳、スケジュール、ウェブページといった情報を取り扱えるという。

また、プーマテクノロジー副社長の荒井真成氏は、この仕組みを使用して、コンサートのスケジュールやテレビガイド、レストラン情報などのコンテンツを配信すると述べた。

「(情報は)一元的に管理できる」プーマテクノロジー副社長の荒井真成氏
「(情報は)一元的に管理できる」プーマテクノロジー副社長の荒井真成氏



同サービスは、日本IBM、シャープ、第二電電(株)、日本移動通信(株)、ピーアイエム(株)、J-PHONEグループ、(株)東芝(予定)がパートナー企業となっている。

同サービス用ソフトを開発したい企業には、SDKや機器組み込み向けのDDKを提供する(有料の予定)。

サービスの利用は基本的に無料で、オプションで提供するサービスのみ有料にする予定だという。

現時点で、Intellisync.comのサイトでは英語の情報提供しかしていないが、来週には日本語による情報提供も開始する予定としている。

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