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北海道警、ゲームソフトを無許可アップロードの大学生を書類送検

1999年11月25日 00時00分更新

文● 編集部

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(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は25日、北海道札幌市の北署が同日、ゲームソフトを無許可でウェブサイト上にアップロードしていた札幌市の男子大学生(21)を、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで、札幌地検に書類送検したと発表した。ソフトウェアの公衆送信権侵害事犯としては全国で4件目、ゲーム専用機用ソフトを対象とした事犯の検挙としては全国で初めて。

大学生は、(株)カプコンの『ロックマン7宿命の対決』や(株)スクウェアの『ファイナルファンタジーVI』などのゲーム専用機ソフトを、著作者の許諾を受けずに米国プロバイダーのサーバー上にアップロードし、同大学生の運営するウェブサイトからダウンロードできるようにしていた。

また、これらのゲームソフトをパソコンで動作させるためのエミュレーターソフトもアップロードしていたほか、一見ではソフトウェアがアップロードされていることが分からないような偽装工作もしていたという。大学生は、昨年10月からこれまでに約180本以上のソフトをアップロードしていた。

本事犯に関して、カプコン、(株)コナミコンピュータエンタティメント大阪、スクウェア、任天堂(株)の4社は鑑定作業を行なった上で、告訴を検討している。

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