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ソフトボート、サイトデザインの日本語検索エンジンコンポーネントを企業内情報システム向けに発売

1999年11月17日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)ソフトボートは、サイトデザイン(株)と協業し、サイトデザインが開発した日本語検索エンジンコンポーネント『MindSearch』を、総販売代理店として11月30日に発売する。この製品は企業内情報システムでのナレッジマネージメント需要に向けたもので、ソフトボートは検索エンジンコンポーネントおよびそのライセンスを販売し、これを応用したアプリケーションは販売しない方針。

ソフトボートの田先政秀代表取締役社長
ソフトボートの田先政秀代表取締役社長



ソフトボートの田先政秀代表取締役社長は、MindSearchについて、サイトデザインの片桐明氏(サイトデザイン開発担当取締役)が15年にもわたって研究してきた日本語処理の成果であり、画期的な日本語検索エンジンコンポーネントであると述べた。また、このMindSearchの販売に関しては独占販売契約であり、1年間で3億円の売り上げを見込むとしている。



MindSearchは、“去年の10月から今年の3月までのメールで「新宿」と「喫茶店」を出力”、といったように日本語で複雑な条件指定を行なうことが可能というのが最大の特徴。検索対象として、ファイル全体に対してではなく、ファイル中にある“文”に着目し、文単位で検索条件に従って検索を行なう。

例えば“日本と人工衛星”という指示をした場合、検索対象の中から、1文中に“日本”および“人工衛星”という単語が出てくるものについて抽出することができる。これにより、ユーザーの意図に従った検索が行なえるとしている。

また、日本語独特の“・(ナカグロの有無)”、全角と半角表記、送りがなによる表記のゆれなどを、MindSearch自身が正規化して検索するため、見逃しがない、などとしている。

MindSearchは、開発キットを含んだ形で販売され、スタンドアローン版と、ネットワーク経由での利用が可能なサーバー版がある。スタンドアローン版の価格は88万円、サーバー版の価格は188万円となっている。MindSearchにWordやExcel、PDF、HTMLといったさまざまなアプリケーションのドキュメントを利用できるようにするフィルター群が用意される。また、これを使ってアプリケーションを作成した場合の、開発キットを含まないランタイムのみの販売も行なう。MindSearchが検索時にシソーラス(同義語)辞書を利用するためのインターフェースも用意される。このシソーラス辞書は、(株)言語工学研究所が提供するとしている。

動作環境は、Windows 95/98、Windows NT 4.0、Windows 2000、開発言語はVisual C++またはVisual Basic、検索ファイル数は無制限(1ファイルあたり最大22MBまで)となっている。

(左から)サイトデザインの片桐明開発担当取締役、サイトデザインの長廻健太郎代表取締役、ソフトボートの田先政秀代表取締役社長
(左から)サイトデザインの片桐明開発担当取締役、サイトデザインの長廻健太郎代表取締役、ソフトボートの田先政秀代表取締役社長

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