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エムティエスジャパンなど7社、任意団体“倍速研究会”を発足--製造業における開発期間短縮の研究で

1999年11月11日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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エムティエスジャパン(株)、エンジニアスジャパン(株)、(株)電通国際情報サービス、(株)トヨタシステムリサーチ、(株)日本エムエスシー、メイトリックス ワン(株)、メカニカル・ダイナミックス・ジャパン(株)の7社は11日、“倍速研究会”の発足を発表した。発起人の7社は、製造業向けの業務管理・設計支援に関するソフトやサービスを手がける企業*。倍速研究会は、自動車業界をはじめとする国内の製造業に対し、各社の開発期間を短縮化し国際競争力を獲得するための、開発プロセスの改善や開発・業務管理ツールの統合化などを共同で提案することを目標として設立された。

倍速研究会という名前は、メーカーの製品開発のスピードを数“倍”に加“速”する提案をすることを目標としていることから付けられた
倍速研究会という名前は、メーカーの製品開発のスピードを数“倍”に加“速”する提案をすることを目標としていることから付けられた



エムティエスジャパンは、各種試験機器に関するエンジニアリングを手がける米MTS SYSTEMS社が100パーセント出資する子会社。エンジニアス・ジャパンは、研究・開発・設計・製造プロセスの自動化技術を手がける米Engineous Software社が100パーセント出資する子会社。電通国際情報サービスは、製造業向けのCAD/CAMシステムなどの企画設計から運用までを手がける。トヨタシステムリサーチは、トヨタ自動車(株)と富士通(株)の合弁会社でCAE(製造業向け構造解析支援シミュレーションシステム)技術を専門に開発しており、日本エムエスシーは、同じくCAE分野を中心にソフトウェア開発などを手がける米MSC.Software社の日本法人。メイトリックス ワンは、製品開発管理システムを手がける米メイトリックス ワン社の日本法人。メカニカル・ダイナミックス・ジャパンは、製造業を対象としたシステムシミュレーションソフトの開発を手がける米MDI社の日本法人

倍速研究会の今後の展開について、エムティエスジャパン社長の山口良二氏は、「会が行なう事業は、啓蒙活動、情報の提供が主体。会内部での研究活動はもちろん、来春にはメーカーを対象にしたセミナー・ワークショップの開催を目指す。ツールベンダーを中心に会員企業を募り、3ヵ月以内に20社程度の組織ができれば、と考えている」と語った。入会金は50万円で、会費は特に設けずに、会議やセミナーの費用は参加企業で分担する。また、会の代表・会長といったポストは特に設けず、議事は多数決で決めていくという。事務局は、エムティエスジャパン内に設置する。

エムティエスジャパン社長の山口良二氏。倍速研究会の発足にあたり、各社の代表が一同に顔を合わせたのは、この発表会がはじめてで、これまでは電子メールを使い意見を交換していたという。山口氏は、ボランティアベースの運営のため、「今後も電子メールでのやりとりが中心だろう」と語った
エムティエスジャパン社長の山口良二氏。倍速研究会の発足にあたり、各社の代表が一同に顔を合わせたのは、この発表会がはじめてで、これまでは電子メールを使い意見を交換していたという。山口氏は、ボランティアベースの運営のため、「今後も電子メールでのやりとりが中心だろう」と語った

    倍速研究会事務(エスティエスジャパン内)お問い合わせ先:TEL.03-5624-6103

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