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i2テクノロジーズ、BtoB電子商取引ポータルサイト『TradeMatrix』を開設

1999年11月10日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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アイツーテクノロジーズジャパン(株)は、ビジネスポータルサイト『TradeMatrix』を開設した、と発表した。同サイトは、材料/部品の発注から製品の納入まで、企業の基幹業務に関わる取引先企業のサイトを結ぶもの。ユーザー企業は同サイト上ですべての取引を行なうことができるため、取引先ごとにアクセスする必要を省ける。また、売り手側にとっては多くの企業に製品状況を提供する場になるという。サイトの開設に合わせ、米国本社CEOのサンジブ・シドゥー(Sanjiv Sidhu)氏が来日、「企業がe-Businessに参加するツールを提供したい」と語った

新サイトを解説するシドゥー氏
新サイトを解説するシドゥー氏



TradeMatrixは、企業のECサイトを結び、各種取引を一ヵ所で行なえるようにしたBtoBのポータルサイト。製造業者で例えると、自社のSCMシステムと、部品/物流業者や、製品を販売するショッピングサイトといった、業務プロセスに関わる一連の取引先のサイトをTradeMatrixが仲介。ユーザーとなる業者は、各取引先のサイトに個別にアクセスする必要がなくなり、TradeMatrixにアクセスするだけで部品の発注や販売業者への納入といったほとんどの取引が済むシステムになっているという。

買い手側企業のメリットとしては、購入時のコストを下げることができ、売り手側企業は、サイトに集まった多くの企業に製品情報を示すことで新たな顧客獲得のチャンスが増えるという。ブローカーや物流業者にとっては、複数の注文を統合的に管理できる場となるとのこと。また、企業の企画や開発の担当者は、取引先企業との協力作業を進める際のハブとして利用することができる、としている。

「TradeMatrixを利用することで、24時間、顧客の注文に迅速に応えることができるだろう」というシドゥー氏 「TradeMatrixを利用することで、24時間、顧客の注文に迅速に応えることができるだろう」というシドゥー氏



発表会では、米国本社CEOのシドゥー氏が、「インターネットがビジネスを行方を決める時代。企業は、顧客企業や流通、ショッピングサイトへの迅速な対処が必要になってくる」と、現状を解説。その上で、「TradeMatrixは、100のサイトに行く代わりとなるコミュニケーションの場を提供するだろう。BtoBポータルとして、企業がe-Businessに参画する際のツールを提供したい」とサイト開設の狙いを語った。同サイトに参加する企業は、同社のSCMシステムのユーザーである必要はなく、「SAPの“mySAP.com”と比べ、オープンなサイトだ」(シドゥー氏)としている。

また同社は今年第3四半期の業績を発表した。総売上は前年同期比53パーセント増の1億4630万ドル(約150億円)で、四半期業績としては過去最高になったという。自動車産業向けにSCMシステムの売上が好調だったのが要因だとしている。

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