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NTT-Xと三菱総研、モバイルに関するユーザー調査の結果を発表

1999年11月09日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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(株)NTT-ME情報流通(NTT-X)と(株)三菱総合研究所は、7月8日から7月20日にわたって一般参加型調査として“モバイルに関するアンケート”を実施し、その結果について発表した。

今回の発表は、NTT-ME情報流通が実施するオンラインアンケート“gooリサーチ”の結果をまとめたもの。gooリサーチは、同社が運営するウェブサイト“goo”上で一般ユーザーを対象に実施しており、モバイルに関するアンケートについては、約2週間の実施期間で7916名からの回答を得たという。なお、この調査における“モバイル”とは、ノートパソコンと携帯情報端末、携帯電話をすべて含んだものを指す。

発表によると、全回答者におけるモバイルユーザーの割合は48.5%(3837人)。うち、72.5%が、モバイルユーザー歴3年以内と回答している。モバイル機器の利用パターンは、“携帯電話での電話”がモバイルユーザー全体の84.7%(3251人)を占めてトップ。続いて、“携帯電話でのメール”(42.9%)、“ノートパソコンを単独(スタンドアロン)で使用”(29.6%)、“携帯電話とノートパソコンを接続して使用”(25.5%)と続く。

通信の利用に関しては、電子メールが73.4%でトップ。また、モバイルユーザーの約30%がウェブを利用しているという。なお、モバイル機器の利用目的は、“プライベートで利用”が6割を占める結果となっている。

現在モバイル機器を所有していない回答者の、モバイル機器に対する意識は、“当面モバイルユーザーにならないだろう”が60.6%(2464人)、“近い将来モバイルユーザーになるだろう”が39.6%(1614人)。非モバイルユーザーの約4割が潜在ユーザーと見なせるという。

なお、今回の調査については、gooサイト内のgooリサーチコーナーにて、結果の詳細を掲載している。

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