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【COMDEX/Japan '99 レポート Vol.8】セキュリティー関連製品や、2000年問題製品も多数展示

1999年11月09日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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千葉・幕張メッセで開催中のCOMDEX/Japan '99では、パソコンメーカーの展示はほとんどないものの、システムインテグレーターなどのブースが多く見られた。その中では、ゾーンが用意されていることもあり、セキュリティーや2000年問題関連の展示が目立った。

安川情報システム(株)のブースでは、大阪ガスをはじめ、国内で多くの導入実績があるという、TCP/IPネットワーク対応暗号システム『NetSPHINX』が展示されていた。DESおよびトリプルDESを採用し、ソフトウェアまたは松下電工(株)と共同開発したというハードウェアアクセラレーターボードを使用する。現在はIPSec1.0までだが、来年春にはIPSec2.0に対応し、ほかの暗号システムとの通信を可能にするという
安川情報システム(株)のブースでは、大阪ガスをはじめ、国内で多くの導入実績があるという、TCP/IPネットワーク対応暗号システム『NetSPHINX』が展示されていた。DESおよびトリプルDESを採用し、ソフトウェアまたは松下電工(株)と共同開発したというハードウェアアクセラレーターボードを使用する。現在はIPSec1.0までだが、来年春にはIPSec2.0に対応し、ほかの暗号システムとの通信を可能にするという



松下インターテクノ(株)ブースでは、来年2月発売予定の、米Tripwire Security Systems社の不正ファイルアクセス検知ソフト『Tripwire』のデモンストレーションを行なっていた。 これはそれぞれのパソコンにあるすべてのファイルの情報をリスト化し、集中管理することで、不正なアクセスやファイルの改竄を検知することができるというもの。米国では国防省ほか、政府機関、大企業への導入実績があるという
松下インターテクノ(株)ブースでは、来年2月発売予定の、米Tripwire Security Systems社の不正ファイルアクセス検知ソフト『Tripwire』のデモンストレーションを行なっていた。 これはそれぞれのパソコンにあるすべてのファイルの情報をリスト化し、集中管理することで、不正なアクセスやファイルの改竄を検知することができるというもの。米国では国防省ほか、政府機関、大企業への導入実績があるという



オムロン(株)は、USBポートに接続する光学式指紋センサーシステム『U.are.U(ユー・アー・ユー)』を展示していた。USBに接続するということで現在はWindows 95/98のみサポートしているが、来年にはWindows NT 4.0に対応する予定という。また、年内に発売を予定しているより小型のモデル(右)の展示も行なっていた
オムロン(株)は、USBポートに接続する光学式指紋センサーシステム『U.are.U(ユー・アー・ユー)』を展示していた。USBに接続するということで現在はWindows 95/98のみサポートしているが、来年にはWindows NT 4.0に対応する予定という。また、年内に発売を予定しているより小型のモデル(右)の展示も行なっていた



(株)コンピュータ・オートメーションでは、ISAバスに挿すことで、BIOSおよびRTC(リアルタイムクロック)の2000年問題を解決することができるという『fix 2000』ボードを展示していた。また、ブースではパソコンが2000年問題対応かどうかをチェックするフロッピーディスクの配布も行なっていた
(株)コンピュータ・オートメーションでは、ISAバスに挿すことで、BIOSおよびRTC(リアルタイムクロック)の2000年問題を解決することができるという『fix 2000』ボードを展示していた。また、ブースではパソコンが2000年問題対応かどうかをチェックするフロッピーディスクの配布も行なっていた



“2000年問題対策ゾーン”で、もっとも大きな出展となった、(株)ワールドヴィジョンのブース。ソフトウェアのみでRTCの修正も可能という特徴を持つ『InTEi FIX 2000PRO』を、詳しい実演デモを交えて展示していた
“2000年問題対策ゾーン”で、もっとも大きな出展となった、(株)ワールドヴィジョンのブース。ソフトウェアのみでRTCの修正も可能という特徴を持つ『InTEi FIX 2000PRO』を、詳しい実演デモを交えて展示していた

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