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日本オラクル、デジタルテレビ放送で双方向サービスを実現するためのソフトウェアプラットフォーム『Oracle Interactive TV Solution』を発表

1999年11月05日 00時00分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は4日、デジタルテレビ放送を利用して、大規模な双方向サービスを開発するために必要なアプリケーションモジュールで構成されるソフトウェアプラットフォーム『Oracle Interactive TV Solution』を発表した。

これにより、デジタルテレビを利用したオンラインショッピング、インタラクティブ広告、チャット、電子メールなどの付加価値サービスを視聴者に提供するなどの双方向サービスを商用化することができる。

データベース管理システム『Oracle8i』を中核としており、コンテンツ、サービス、請求などの管理モジュール、デジタル放送受信端末の管理モジュール、放送管理のインターフェースモジュールなどのソフトを高速に稼働させ、システム資源を効率的に利用できるという。

すでに導入されているアプリケーションモジュールと組み合わせることもでき、UNIXベースの柔軟で信頼性のあるシステムを構築できるという。ERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)やCRM(カスタマ・リレーションシップ・マネジメント)などのモジュールと連携させることにより、企業システムと一体化したシステム環境を実現することも可能。

今後、地上波や衛星を利用してのデジタル放送を計画するテレビ放送局、CATV事業者、インターネットサービスプロバイダーなどを対象として営業活動を推進していくという。あわせて、放送分野などに実績のあるコンピュータメーカーなどとの提携を図り、大規模なシステムの導入体制の整備を進めていくとしている。

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