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リコー、A4サイズ1200dpiで30万円を切るカラーレーザープリンター『IPSiO Color 2100』を発表

1999年11月04日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)リコーは、A4カラーレーザープリンター『IPSiO Color 2100』を発表した。1200×600dpiと前機種より印刷解像度をアップさせながら、価格は29万8000円と5万円安くなっている。発売は11月16日。

2100は、昨年7月に同社が発表した『IPSiO Color 2000』の後継機種。本体デザインは変わらないが、印刷解像度やスピードなどが向上している。
2100は、昨年7月に同社が発表した『IPSiO Color 2000』の後継機種。本体デザインは変わらないが、印刷解像度やスピードなどが向上している。



解像度は1200×600dpiで、インクジェットプリンターと同じレベルの“写真高画質”を実現したという。プリント速度はA4サイズのフルカラー時で毎分4枚、モノクロで毎分16枚。画像処理用に同社が新開発したASICを搭載し、画像処理速度が従来機と比べ2倍になったという。CPUは、CPUは64bitのVR4300で、動作クロックが133MHzから167MHzにアップした。メモリーも2倍に増やし、32MBのSDRAMを標準で搭載した。

この結果、出力速度は、1200dpiでも前機種の“速度優先モード(600dpi)”より10~20パーセントほど高速化しているという。また2色で印刷が可能なデータの場合には、トナーを2つだけ使用することで印刷スピードを上げる“倍速モード”も搭載する。

付属ドライバーにも新機能が加わり、ユーザーIDを8桁の数字で登録することにより、カラー/モノクロそれぞれの印刷枚数を個人や部署ごとに把握することが可能になった。

サイズは幅500×奥行き490×高さ388mm、重さ約36kg(トナー含む)。

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