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NEC、USBポートを搭載したエントリークラスのISDN TA『AtermIT60L/D』を発表

1999年11月01日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日本電気(株)は1日、DSUをISDN TA『AtermIT60L/D』シリーズを発表した。今回発表された『AtermIT60L/D』は、Atermシリーズのなかでエントリークラスに位置付けられる製品。本体カラーがホワイトの『AtermIT60L/D』と、スケルトンタイプの『AtermIT60L/D (S)』の2モデルが用意される。11月中旬出荷開始で、価格は2万7800円。

『AtermIT60L/D』(左)と、『AtermIT60L/D (S)』(右)。
『AtermIT60L/D』(左)と、『AtermIT60L/D (S)』(右)。



『AtermIT60L/D』は今年4月に発表された『AtermIT40/D』の上位モデルにあたり、『AtermIT40/D』の発表時と同等の価格ながらUSBポートを1つ実装している。USBポートは、Windows 95/98/98SecondEditionおよび、MacOS8.5以降に対応する。

1つの回線で2つの番号が利用できる日本電信電話(株)“i・ナンバー”サービスに対応する。また、同じくNTTの“INSナンバーディスプレイ”サービスにも対応し、本体前面のバックライト付きLCDディスプレーを通じた着信履歴を表示できるほか、相手先による電話着信音の変更や、迷惑電話防止といった機能も搭載する。

そのほか、Atermシリーズの他の機種同様、ワンタッチで着信した電話を別の電話番号に転送する設定を切り替えられる“でかけるボタン”も備えている。

インターフェースは、USB×1のほか、シリアルポート(RS-232C)×1ポート、アナログポート×2、INS回線コネクター×1、FG端子×1。最大通信速度は、128kbps。本体サイズは幅57×奥行き142×高さ182mm。重量は約0.8kg。USBや通信機能の設定をサポートする初心者向けのウィザードソフトが添付される。

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