(株)インターコムと富士通は、ウェブコンテンツ変換ソフト『スパイグラスプリズム』のライセンス契約を締結したと発表した。スパイグラスプリズムは、サーバー用の一種のプロキシーソフトで、HTMLファイルや画像などのウェブコンテンツを、モバイル端末用に変換する機能を提供するもの。コメントの削除、サポート外のHTMLタグの変換、画像ファイルの減色および縮小といった処理を行なう。
スパイグラスプリズムは、米スパイグラス社が開発し、日本国内ではインターコムが正規代理店となって販売を行なっている。今回のライセンス契約によって富士通は、“@nifty”内で実施するサービス“モバイルフィッター”の変換エンジンとして、スパイグラスプリズムを採用する。
モバイルフィッターは、パソコン上のウェブブラウザーで利用することを前提に作成されたウェブコンテンツを、プロキシーを介してモバイル端末向けに変換するサービス。@nifty会員を対象として、11月1日にサービスを開始した。