サイボウズ(株)は1日、パーソナライズ機能を搭載したウェブ対応グループウェア『サイボウズ
Office 3』Linux版のβ版を同社ホームページで公開したと発表した。
対話型のインストーラーを採用したことにより、Red Hat LinuxやTurboLinuxをはじめとする、ほぼすべてのLinuxディストリビューションでのインストールが簡単に行なえるという。
従来からの“スケジュール”、“行き先案内板”、“掲示板”など8機能を強化。“Web
メール”、“文書管理”、“ワークフロー”の3機能が追加された。パーソナライズ機能を新搭載し、トップページのカスタマイズが可能。スケジュール、掲示板、電子会議室などの機能をトップページから利用できる。
Office 3のWindows版は既に発売されており、Linux版は2000年1月に発売を予定している。現行ユーザーは優待価格でバージョンアップできるほか、7月19日以降にバージョン2を購入したユーザーは無償でバージョンアップできる。
対応サーバーOSはLinux 2.x、対応ウェブサーバーはApache 1.1以降。
予定価格は、50ユーザーの場合で、『サイボウズ ワークフロー 3』は9万9800円、ワークフロー以外の10機能を含む『サイボウズ
Office パック EX 3』は19万8000円、10ユーザー1サーバーのSOHO向け低価格パック『サイボウズ
Office SOHO 3』は7万9800円など。