NTTコミュニケーションウェア(株)(NTTコムウェア)は29日、専用サーバーを設置しなくても、インターネットを利用して100人規模の参加型ネットゲームを行なえるネットゲーム用ミドルウェアソフト“ゲームフロンティア”(開発名)を開発したと発表した。
ゲームフロンティアは、ネットワークゲームのプログラムに必要なネットワーク処理部分の汎用プログラム。ゲームソフトやゲーム機に組み込めるため、既存のスタンドアロンゲームのネットワークゲーム化の負担を軽減することもできるという。
数人から数万人レベルの幅広い規模のネットゲームに対応する。100人規模のネットゲームでは、ゲーム端末同士が互いに通信をしながら全体で1つのサーバーのように機能するため、専用サーバーを必要としないのが特徴。
現在、同ソフトを利用して、既存のスタンドアロンのRPG(ロールプレイングゲーム)のネットゲーム化に向けて、ゲーム制作会社と準備を進めているという。