米インテリジェント・パラダイム社は、Windows NTとMac OSに対応した非圧縮ビデオ処理カード『Video
Explorer II』(ビデオ・エクスプローラ・ツー)を発表した。
同製品は、アナログビデオからデジタルコンポーネント、HDTVなどの非圧縮のビデオビデオストリームに対して、さまざまなエフェクトをリアルタイムでかけられるプロフェッショナル向けビデオカード。ビデオ処理に特化した独自の集積回路“MSIC(Market
Specific Integrated Circuit)”ベースのカスタムLSIの採用により、リアルタイムエフェクトだけでなく、ビデオタイミングの調整にも対応。最大で3ストリームまでのビデオストリームを同時転送できる高速ビデオインターコネクト“MediaBahn”(メディアバーン)を採用したことで、複数のチップ間、複数のカード間で高速な転送が可能という。1台のパソコン上に複数のシステムを構築できるほか、
高機能ボードの接続も可能という。
『Video Explorer II』 |
『Video Explorer II(SD-SDI版)』は、フルサイズのPCIカードで、QuickTime 4に対応し、フレームキャプチャー、キャラクター/テロップ生成、画像編集、合成、フィルタリング、カラースペース変換などの機能をサポートするとしている。
なお、同社は、11月18日に製品発表会を開催する。