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COC、電子マネー“VISAキャッシュ”の家庭でのリロードサービス実験を開始

1999年10月28日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)シー・オー・シー(COC)は25日、電子マネー“VISAキャッシュ”の簡易型リロード機PATM(Personal ATM)を使用して、家庭で365日24時間、電子マネーの補充(ロード)を行なえるサービス実験を本格的に開始すると発表した。今回のサービス実験は、ビザ・インターナショナルのサポートのもと、ビザメンバーの (株)住友クレジットサービス、(株)ディーシーカード、(株)ミリオンカード・サービス、日本信販(株)、ユーシーカード(株)の社員の家庭において、2000年3月まで行なわれる予定。

PATMは、サイズが幅65×奥行き123×高さ8mmで重量が51g。各家庭に直接配布され、ユーザーが自宅の電話線の壁モジュラージャックにモデム付きケーブルを差し込むことで使用できる。オンライン機能として、カードの暗証番号(PIN)と利用金額を指定することにより、電子マネーをICカードにロードできる。オフライン機能として、“カード残高金額”、“ロード履歴”、“支払利用履歴”を参照することができる。

COC(コンシューマオープンセンター)情報処理センターでは、PATMを集中管理する。ユーザーとPATMの認証確認完了後に、VISAキャッシュロードセンターと接続し、ロード処理を行なう。

なお、NTTソフトウェア(株)がVISAキャッシュロードアプリケーションの開発、メモレックス・テレックス(株)がPATMの販売、(株)アイネスがCOCセンターの運営、(株)データ・アプリケーションが通信ソフト関連のサポートを担当する。 日本ヒューレット・パッカード(株)は、COCセンターのプラットフォームに採用された“VeriSmart”とPATMを提供する。

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