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エンゲージ テクノロジーズ ジャパン、サイバーキャッシュ、住商情報システム、東洋情報システム、マイクロソフトの5社がECサイト構築/運営事業で業務提携

1999年10月25日 00時00分更新

文● 編集部

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エンゲージ テクノロジーズ ジャパン(株)、サイバーキャッシュ(株)、住商情報システム(株)、(株)東洋情報システム、マイクロソフト(株)の5社は25日、インターネットショップの構築/運営ビジネスにおいて業務提携したと発表した。これにより、インターネットやエクストラネット環境での電子商取引(EC)サイトの構築とマーケティングや商品販売/流通/決済を統合したサービスを提供する。各企業の分担は以下の通り。

販売/流通分野では、住商情報システムがインターネットショップスピード構築パッケージ『CommerceExpress』を提供する。これは、企業を対象にECビジネスの早期構築/運用を支援するもの。B to B(Business to Business:企業対企業)向けとして、MRO(Maintenance, Repair and Operations)システム構築やSCM(Supply Chain Management)システムのフロントシステムの構築を提案し、B to C (Business to Consumer:企業対一般消費者)向けとして、通販サイト構築を提案する。

決済分野では、サイバーキャッシュが、決済業務を自動オンライン化するECサイト向け決済ソフト『CyberCash CashRegister』を提供する。

マーケティング分野では、エンゲージ テクノロジーズが、ウェブサイトへアクセスしたユーザーの趣味や嗜好を800以上のカテゴリーに分類して蓄積する『Engage ProfileServer』、同ソフトで蓄積されたプロファイルデータを、性別/年齢/関心分野などの条件によってOLAP(online analytical processing)分析する『Engage DSServer』、インターネット広告キャンペーンの立案やバナー広告配信スケジュールの生成などを行なうインターネット広告管理システム『Accipiter AdManager』を提供する。東洋情報システムは、商品の“好き・嫌い”の格付けや商品の購買履歴の作成、およびEngage ProfileServerによって蓄積されたプロファイルデータをもとに、ユーザーに最適な商品紹介や広告宣伝の計画を行なう『NetPerceptions』を提供する。

マイクロソフトは、ECシステム構築の基盤製品となる『Microsoft Site Server 3.0 Commerce Edition』、『Microsoft Windows NT Server 4.0』、『Microsoft SQL Server 7.0』の提供と技術サポートを行なう。また、各社から提供される製品を包括し、同社が中心となって展開する“Complete Commerce Alliance(コンプリート コマース アライアンス:CCA)”プログラムによって、共同マーケティングを実施していく。

  • マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンターお問い合わせ先:TEL.03-5454-2300

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