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JEIDAがソフトウェア輸出入統計調査について発表――輸出・輸入とも過去最高に

1999年10月25日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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(社)日本電子工業振興協会(JEIDA)は、“ソフトウェアの輸出入統計調査”の'98年実績について発表した。この調査は、JEIDAと(社)情報サービス産業協会、(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会、米American Electronics Association(米国電子協会)の4団体が共同で実施したもの。国内のソフトウェアメーカー102社に対する調査をまとめた。

調査の対象となったのは、店頭販売されるパッケージソフトと、特定ユーザーからの発注によって開発されたオーダーメードのソフトで、いずれもパソコン用のもの。家庭用ゲーム専用機向けのソフトは調査の対象外とした。

発表によると、'98年のソフトウェア輸出は、金額ベースで対前年比311パーセントとなる88億円。輸入は対前年比125パーセントとなる5952億円となり、輸出・輸入とも過去最高を記録した。

地域別の統計を見ていくと、輸出に関しては、アジアと欧州、米国のすべての地域で前年を上回った。輸入については、米国との取引が大きく伸びて、全体の9割(5441億円)を占めた。欧州およびアジアからの輸入はともに減少しており、特にアジアからの輸入高は対前年比42パーセントの187億円となった。なお、パソコン用ゲームソフトの輸入に関しては、99.6パーセント(18億円)を米国が占める結果となった。

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