ニフティ(株)は、同社が運営する“NIFTY SERVE”のアクセス環境を強化すると発表した。これにより、ISDN
128kbps接続への対応を13日に開始した。また、東日本電信電話(株)(NTT
東日本)と西日本電信電話(株)(NTT 西日本)が試験提供する“IP接続サービス”に対応した定額制サービスを11月1日に開始する。
ISDN 128kbps接続のアクセスポイントは“東京A”を除く“HyperROAD64”のアクセスポイント177ヵ所(10月現在)。ISDNの2回線を同時に利用することで最大128kbpsのPPP接続を可能とするMP(PPP
Multilink Protocol)接続に対応した。利用手続きや追加料金は不要だが、電話2回線分にあたり、従来の64kbps接続の2倍の接続時間がカウントされる。接続方法などはホームページ(http://www.nifty.ne.jp/support/howto/mp.htm)に掲載される。
定額制サービスは、NTT東日本とNTT西日本が試験提供するIP接続サービスに契約し、ニフティの“150時間コース(3000円/月)”または“無制限コース(5000円/月)を利用するISDNユーザーを対象とする。IP接続サービスの利用申請はNTTホームページで行なえる。契約後、ニフティへの申請手続きを行なうと、IP接続サービス専用パスワードが通知される。申請の受付けは18日に開始された。NTTのIP接続サービス料金は月額8000円。本サービスは試験提供のため、人数や地域が限定される。詳細はホームページ(http://www.nifty.ne.jp/support/howto/ipnet/)に掲載される。
